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着物の更紗(さらさ)模様とは?異国情緒あふれる個性的な柄をご紹介します

着物の豆知識

更紗文様

着物の更紗(さらさ)模様とは?

更紗文様

着物の更紗模様は、主に木綿に2色あるいは多色の型染が施されており、独特の雰囲気を持っています。着物に更紗模様を用いると個性的な印象を与えることができますが、実際に着用してみると意外になじみやすく、1つ持っていれば長く楽しむことが出来るでしょう。
またその独特の色合いからインテリアなどにも広く使われています。

更紗模様の特徴

更紗はインド発祥とされ、その模様にもインド風のものが多く見られます。更紗模様には、異国情緒あふれる草木や樹木、動物や人などが表現されているのです。
また、更紗の代表的な柄のひとつであるペイズリーは、特にペルシャの更紗によく見られます。
さらに、こちらも代表的な唐草模様は、古代エジプトの蓮の花が起源と言われています。エジプトからギリシャ、ローマを経てインドへと伝わり、華やかな唐草模様となっていきました。

着物の更紗模様の格とは

着物の格では、更紗はカジュアルな普段着となります。全体に柄が施されているため、小紋のようなイメージを持ちますが、小紋よりもさらにカジュアルダウンさせた着物とされています。

着物の更紗模様のコーディネートの仕方

着物の更紗模様は、季節を問わず楽しむことができる柄の1つです。そのため、ちょっとしたお出かけなどに便利です。
着物と帯をコーディネートする際には、お互いを活かし合うということを大切にします。そのため、まずはその日のコーディネートの主役が着物なのか帯なのかを決めましょう。
主役が着物の更紗模様であれば、帯は主役を引き立たせるひかえめな色や柄を選びます。
逆に帯の更紗模様を主役にする場合には、着物には紬(つむぎ)などのおとなしい雰囲気のものを選ぶと良いでしょう。

まとめ

着物の更紗模様は、個性的な印象を与えられるおしゃれ着物です。
TPOに合わせて、素敵に着こなしてみてくださいね。

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