お宮参りとは?いつするの?何をする?服装は?さまざまな疑問にお答えします!

お宮参り,産着

お宮参りの赤い産着を着た女性と黒いスーツを着た男性

お宮参りとは?いつ?何をすればいいの?という基本的なことから、お宮参りでの服装持参する物など準備上の疑問まで、お宮参りのさまざまな疑問にお答えします。
初めてのお宮参りで悩んでいる方は、まずはこの記事を読んで、お宮参りとはいつ行う、どんな行事なのかを学びましょう。

お宮参りとは?

赤い産着を着た女性

Q.お宮参りとはどんな行事?

A. お宮参りとは、神様に赤ちゃんが生まれたことを報告し、無事に成長することを願う行事です。

氏神様や産土神様(うぶすながみさま)のような、その土地や、その土地に生まれた人々を守ってくれる神様に参拝します。初宮参り(はつみやまいり)や初宮詣(はつみやもうで)などとも呼ばれています。

お宮参りはいつ行う?

赤い産着を着た女性と紺色のスーツを来た男性

Q.お宮参りはいつ行うの?

A. お宮参りを行う時期は、生後約1ヵ月頃が目安。

お宮参りは、男の子なら生後31日目~32日目、女の子なら生後32日目~33日目にお参りするものとされています。地域によって異なります。生後100日目のお食い初めの行事と一緒に行う地域もあります。

Q.お宮参りは大安に行うもの?

A. 大安ではなくても大丈夫!ただし家族に重視する人がいる場合にはよく相談を。

大安などの六曜は中国古来の暦注に由来する考え方で、昔から日本でも広く用いられていますが、必ず大安にお宮参りをしなくてはいけないわけではありません。
しかし、家族の中に縁起を担ぎたいという方がいるなら、事前にしっかり話し合っておきましょう。

Q.お宮参りを先に延ばしても大丈夫?

A. 延期しても大丈夫。目安は生後3か月頃まで。

お宮参りには、いつまでにしなくてはいけないという決まりはありません。
赤ちゃんとママの体調を最優先に考え、暑さや寒さが心配な時期なら、過ごしやすい気候になるのを待ってもOK。
お食い初めまでに行うか、お食い初めと一緒に行う家庭もあります。

お宮参りはどこで行う?

Q.お宮参りはどこの神社に行けばいいの?

A. 伝統的には氏神様ですが、所縁のある神社でもOK!

お宮参りは、その土地を守る氏神様に赤ちゃんの誕生を報告し、氏子として土地の一員になったことを認めてもらう儀式です。
そのため、昔は住んでいる地域の神社にお参りしていましたが、最近は安産祈願でお世話になった神社や、ママ・パパの実家の近くの神社など、縁があったり思い入れのある神社にお参りに行く家庭も多いようです。

Q.お宮参りはお寺でも大丈夫?

A. お宮参りは神社だけでなく、お寺で行っても問題ありません。

お寺での参拝は「初参り(はつまいり)」と呼ばれます。
菩提寺やゆかりのあるお寺で行うケースもあります。
ご先祖様へ誕生の報告をしたい場合や、お寺とのご縁を大切にしたいご家庭で選ばれています。

お宮参りは何をする?

Q.お宮参り当日は何をするの?

A. 神社でのご祈祷、記念撮影、食事会を行うのが一般的です。

ただし、赤ちゃんやママの体調、ご家族の都合に合わせて、撮影や食事会を別日に設定するなど、柔軟にスケジュールを組まれる方も増えています。

お宮参り当日のタイムスケジュールの一例

午前中1:神社にて参拝・ご祈祷

ご祈祷は予約が必要な場合が多いため、事前に確認しておくとスムーズです。

午前中2:記念撮影

神社の境内でスナップ撮影や、近くのフォトスタジオ、出張撮影サービス利用など。

午後:お食事会

レストランや料亭などを利用する場合は、早めの予約がおすすめです。
自宅での仕出し・デリバリーを利用されるご家庭もあります。

スケジュールを立てる際のヒント

「赤ちゃんが午前中によく眠るから撮影は午後にする」「体調に不安があるから食事会は行わず自宅でゆっくりする」など、ご家庭に合わせたスタイルで問題ありません。
主役である赤ちゃんとママの体調を最優先に、無理のない計画を立てることが大切です。

Q.ご祈祷は午前中じゃないとダメ?

A. 午後からでも全く問題ありません。

古くからの慣習では、神様の気が満ちる「午前中」が良いとされることもありますが、現代ではご家族の都合や赤ちゃんの体調を優先するのが一般的です。
無理に午前中に合わせるよりも、以下のポイントを考慮してスケジュールを決めるのがおすすめです。

  • 赤ちゃんの機嫌が良い時間帯か
  • 授乳やお昼寝の時間帯と重なりすぎていないか
  • ママの体調や、移動の負担が大きくないか

これらを優先して時間帯を決めることで、ご家族全員がゆとりを持って当日を過ごすことができます。

夏場は比較的涼しい午前中、冬場は暖かくなる日中を選ぶなど、季節に合わせるのも一つの方法です。

Q.お宮参りにご祈祷は必須ですか? 

A.ご祈祷を受けるのが望ましいですが、参拝だけのケースも有ります。

お宮参りは、本来「神様に赤ちゃんの誕生を報告し、健やかな成長を祈る」儀式です。
家族の体調やスケジュールの都合、天候などの問題で、参拝だけで済ませる場合もあります。

ただし、ご祈祷を受けることでお札やお守りなどの「授与品」をいただくことができ、お子様にとって一生に一度の記念にもなります。状況が許すようであれば、ご祈祷を受けられることをおすすめします。

Q.神社での正しい参拝方法を教えてください

A.「参拝のみ」の場合と「ご祈祷を受ける」場合で流れが異なります。以下を参考にしてください。

参拝する場合の基本作法

  1. 鳥居の前で一礼する
  2. 参道は端を歩く(中央は神様の通り道とされています)
  3. 手水舎(てみずや・てみずしゃ)で、手と口をすすぎ清める
  4. 鈴を鳴らし、お賽銭を入れる
  5. 「二礼二拍手一礼」でお参りする ※回数は神社によって異なる場合があります。

ご祈祷を受ける場合の流れ

  1. 鳥居の前で一礼し、参道の端を歩く
  2. 受付(社務所)で申し込み、初穂料を渡す
    初穂料は、紅白蝶結びの水引がついた「のし袋」に包みます。
    表書きは、水引の上に「御初穂料」「御玉串料」などのいずれかを書き、下段に赤ちゃんのフルネームを記入します。
  3. 手水舎で手と口を清め、待合室で待機する
  4. 社殿へ移動し、お祓いを受ける
    神職が「祓詞(はらえことば)」を奏上している間、出席者は軽く頭を下げます。
  5. 祝詞奏上(のりとそうじょう)
    職が神様へ健やかな成長をお願いする間、静かに耳を傾けます。
  6. 玉串(たまぐし)をお供えし、拝礼する
    二礼二拍手一礼の作法で行います。
  7. お札やお守りなどの授与品をいただく

Q. 記念撮影はどうすればいい?

A. お宮参りの記念撮影には、主に「スタジオ撮影」「出張撮影」「セルフ撮影」の3つのスタイルがあります。 ご予算やスケジュール、ご家族の希望に合わせて選びましょう。

  • スタジオ撮影:フォトスタジオにて、プロのカメラマンが専用の機材や背景で撮影します。
  • 出張撮影:プロのカメラマンが神社などの指定場所に出向いて撮影します。
  • セルフ撮影:ご家族のカメラやスマートフォンを使用して、自分たちで撮影します。

セルフ撮影なら「寝相アート」もおすすめ!

「記念写真は自分たちで工夫して撮りたい」というご家庭には、赤ちゃんが寝ている姿を活かした「寝相アート」が人気です。
ご自宅で赤ちゃんの機嫌が良いタイミングを見計らっておこなえるため、負担が少ないのがメリット。お宮参り用の産着と一緒に撮影すれば、より特別感のある記念写真になります。

きものレンタリエでは産着をレンタルいただいたお客様限定のオプションとして、寝相アート用のグッズセットをお貸し出ししているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

Q. 食事会は必ずしなくてはいけませんか?

A. 必ずしも行う必要はありません。ご家族の状況に合わせて判断しましょう。

お宮参りのあとにご家族で祝い膳を囲むのが一般的ではありますが、決まり事ではありません。
以下のようなケースでは、無理に当日行わなくても問題ありません。

  • 赤ちゃんやママの体調に不安がある場合
  • ご家族のスケジュールの都合がつかない場合
  • 天候が悪く、早めに帰宅したい場合
  • パパ・ママ・赤ちゃんだけでお参りされる場合

もし食事会をしたいけれど当日は大変という場合は、日を改めて「お食い初め(百日祝い)」などの行事と一緒に開催するのも一つのアイデアです。

なお、食事会にはいただいたお祝いに対する「お返し(内祝い)」の意味を兼ねる側面もあります。
もし当日食事会を行わない場合で、高額なお祝いをいただいているときなどは、後日改めて「内祝い」としてお品物を贈るとより丁寧な対応となります。

お宮参りの参加者とは?

Q. お宮参りには誰が参加するの?

A. パパ・ママ・赤ちゃんの3名、または両家の祖父母を含めた形が一般的ですが、決まりはありません。

最近では、ご実家と離れて暮らしている核家族などの理由から、パパ・ママ・赤ちゃんでお参りされるケースも増えています。

一方で、ご親戚一同で賑やかにお祝いしたい場合は、祖父母のほかにパパ・ママのご兄弟(伯父・叔父・伯母・叔母)が参加されることもあります。地域の風習などもあるので、両家の祖父母に事前に確認してみるとよいでしょう。

Q. お宮参りに祖父母は必ず呼ぶもの?

A. 両家の祖父母に参加してもらうケースが多いですが、ご家庭の状況に合わせて相談して決めましょう。

古くからの習わしでは「父方の祖母が赤ちゃんを抱いて参拝する」という風習がありましたが、現在では決まりはありません。祖父母が遠方に住んでいたり、体調に不安があったりする場合は、無理にお呼び立てしなくても問題ありません。 まずはママ・パパの意向を大切にしながら、事前に両家の祖父母へ相談してみるのがスムーズです。

赤ちゃんの抱っこは、ぜひ周囲に頼って

かつては「父方の祖母」が赤ちゃんを抱くのが一般的でしたが、現在はママやパパ、母方の祖母など、どなたが抱っこしても構いません。現在は多様化が進み、お宮参りで赤ちゃんを抱っこするのは父方の祖母だけでなく、母方の祖母でも、ママでもパパでも問題はありません。

お宮参りの際、ママが一人で赤ちゃんを抱っこし続けるのは体力的にも大きな負担となります。
そのため、最近では「両家の祖母とママとで交代で抱っこする」という形も増えています。 周りに頼ることで、ママは体への負担を減らすことができ、おばあちゃん達も孫を抱ける喜びを感じてくれます。ぜひ、ご家族で協力し合ってお参りしてくださいね。

お宮参りの服装は?

Q.赤ちゃんの服装は?

A. ベビードレスの上に産着(祝い着)を掛けたスタイルが主流です。

お宮参りの赤ちゃんの伝統的な服装は、白羽二重(しろはぶたえ)という白い着物を着た上から産着(祝い着)という美しい着物を掛けたスタイルでした。最近は、白羽二重の代わりに動きやすいベビードレスの上から、産着を掛けるのが一般的です。

産着はお下がりよりレンタルが人気な理由

昔は母方の実家が用意したと言われる産着。購入するケースが多かったようですが、現在はレンタルが主流となっています。

中には「長年保管していたパパやママの産着を利用した」「和装ではなくドレスを着せた」「写真スタジオだけで産着姿を撮影した」というケースもあるよう。
しかし、パパやママの産着はどんなに気を遣って保管していても、しみやカビが広がってしまい、赤ちゃんの健康を考えると、残念ながら着せられなかったという声も。
また、神社をバックにして産着姿の写真を撮影すればよかったというご家庭も多く、「セレモニードレスの写真ではお宮参りらしさが感じられない」「写真スタジオだけの産着姿では物足りなかった」という後悔の声も聞かれます。

そのため、産着は購入するよりも費用が抑えられるうえ、清潔な状態が保たれていて、どこにでも着せていくことが出来るレンタルの人気が根強いようです。

Q.ママ・パパの服装は?

A.ママは訪問着やフォーマル用ワンピース、パパはダークスーツが一般的。

ママの服装は和装の場合、上品な雰囲気の訪問着、付け下げ、色無地などの略礼装。

洋装なら紺色やグレー、ベージュなどのフォーマルワンピースやセットアップが人気。

パパの服装は黒や紺、グレーなどのダークな色合いのスーツや、ジャケットにスラックスが定番ですが、最近は着物に羽織のおしゃれなアンサンブルを着用するパパも増えています。

憧れは和装で宮参り!でも不安という声も

お宮参りのママの服装は動きやすさや授乳のことを考えて、ワンピースやセットアップになりがちですが、お子さんの一生に一度のお宮参り、できれば着物を着たかったという後悔の声も多く聞かれます。

また、着物で出席したいけれど着慣れていないから心配と、初めてのお宮参りのため、出産前から悩んでいるというママさんも。

後悔するくらいなら思い切って着物を着てみることをオススメします。

例えば、きものレンタリエでは赤ちゃんの産着をレンタルする際に一緒に訪問着もレンタルすると割引になるサービスがあり、レンタル期間も4泊5日と長めに設定されているため、まずはレンタルしてみて試しに着てみるといいでしょう。

長時間の着用が無理なら、神社を背景に前撮りする間だけ着物を着用して、実際のご祈祷には洋装で出席するという方法もあります。

ステキな思い出として残るよう、着物は無理とあきらめてしまわずに、和装も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

お宮参りの費用は?

Q.お宮参りの費用と相場は?

A.初穂料+産着レンタル+記念撮影代+食事会費で8万~10万円前後が相場
例えば、赤ちゃんの産着はお下がりを利用し、神社でのご祈祷だけを行うのであれば初穂料の5000円~1万円で済みます。また、食事会はしない、撮影は自分たちで行う場合には、当然、相場よりも安くなります。

反対に、ママやパパも着物を着用するとなると、着物のレンタル代や着付け代などが加わり、上記の相場よりもさらに高くなります。

Q.初穂料(はつほりょう)って何?

A.初穂料は神社でのご祈祷やお札などを受ける時に納めるお金のこと。
「初穂料」という呼び方は、その年に初めて収穫された稲穂(初穂)を神様にお供えしていた風習から来ています。

Q.費用は誰が払うの?

A.両家で話し合って決めることが多く、両家がバランスよく負担することが大切。
昔は、初穂料は父方の実家、赤ちゃんの産着は母方の実家が負担していましたが、いまはパパ・ママが準備して支払い、それを両家が支援してくれるスタイルが多いようです。
ただし、どちらかの実家が多く払うなど負担が偏らないように、両家でよく相談してバランス良く支援することが大切になります。

Q.お祝いをもらったらお返しは必要?

A.食事会に招くことがお返しになります。
祖父母など身内からのお祝いに対して、お返しは必要ありません。
パパ・ママが食事会を開いて、祝い膳を用意することがお返しとなります。それではお返しにならないほどお祝いをいただい場合には、内祝いを贈るのもひとつの方法です。
お祝いの半額から3分の1程度のギフトに「内祝」という表書きと赤ちゃんのフルネームを記したのし紙をかけ、お宮参りの当日、食事会のあとに渡すとよいでしょう。

お宮参りに必要な物とは?

Q.当日持参するものは?

A.おむつセット、ミルクセットは必須!着替えさせるなら着替えも
お宮参りには以下の物を持参することをオススメします。
・おむつセット
おむつ、おしりふき、おむつ替えシート、ビニール袋
・ミルク・授乳セット
ミルクの場合:ほ乳びん、粉ミルク&お湯&湯冷まし、または液体ミルク
母乳の場合:授乳ケープ、母乳パッド
・赤ちゃんの着替え
肌着、スタイ、ビニール袋
・抱っこ紐
・ベビーカー
・おくるみ
・タオル
・ガーゼハンカチ
・ウェットシート
・母子手帳
・健康保険証
・乳児医療証
・赤ちゃん用の玩具

Q.産着を飾る縁起物とは?

A.でんでん太鼓、犬張り子、末広を飾ることが多いようです。
でんでん太鼓には角がないため「素直に育つ」、犬張子には「健やかな成長」、末広(扇子)には「末広がりの幸せ」という意味があり、どれも産着の紐に通して飾ります。
ただし、地域によって飾る物も異なりますので、事前に確認しておきましょう。

Q.縁起物の小物はどこで用意すればいい?

A.呉服店や産着のレンタルショップ、ネットショップなどで購入できます。
必ず産着に飾らなければいけないわけではありませんが、飾りたい場合には呉服店やネットの和服専門店などで探すといいでしょう。
きものレンタリエでも、お宮参り小物3点セット(でんでん大鼓・犬張子・熨斗扇子)を販売しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

Q.お宮参り後、縁起物はどうすればいい?

A.でんでん太鼓以外は神社に奉納を。
でんでん太鼓はおもちゃとして使用したり、部屋に飾っていても問題ありません。他の縁起物は神社に奉納するのが一般的です。
犬張子はお子さんが3歳になるまで身代わりとして厄災を祓ってくれるため、3歳の七五三で神社に奉納します。末広(扇子)も七五三の際に神社に奉納するのが一般的ですが、地域によって異なります。

まとめ

いかがでしたか?お宮参りについての疑問は解消されましたか?

もっと深く知りたいという場合には、それぞれの疑問に対して詳しく紹介している記事がありますので、ぜひ、そちらも参考にしてみてくださいね。

LINE公式アカウントLINE追加でもれなく300円割引クーポン