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【お宮参りの神社】の選び方とは!お寺でもいい?予約ができる?写真室がある?東京近郊のママにやさしい神社も紹介!

お宮参りの神社産着,お宮参り

祝詞を上げる神主

お宮参りの神社はどこに参拝をすればいいの?と頭を悩ませている方も多いのでは。
現代の価値観に合ったお宮参りの神社の選び方を紹介します。

お宮参りの神社の選び方!どこへ行けばいいの?

古来のお宮参りには、氏神様に参拝して新しい氏子として認めていただくことや、
お産という穢れを祓う忌明けの儀式という意味合いがありました。
そのため、生まれた土地や住んでいる土地の神社にお参りするものとされてきました。

ところが現在は、結婚や転勤などで引っ越すことが多く、生まれ育った土地に住んでるママ・パパは多くありません。赤ちゃんも自宅ではなく病院で生まれることがほとんど。

現在では、赤ちゃんが無事に生まれた感謝と、健やかな成長を願う行事となっているため、必ずしも産土神様(生まれた土地の神様)や氏神様(住んでいる土地の神様)でなくても問題はありません。

例えば、下記の中から自分たちが長くおつきあいできそうな神社を選んでみては。

  • 現在、住んでいる土地の神社
  • 赤ちゃんが生まれた場所の神社
  • 先祖が代々住んでいる土地の神社
  • ママ・パパが思い入れのある神社

ママとパパが結婚式を挙げた、
安産祈願をした、
毎年初詣に訪れるなど

、思い入れのある神社なら、折りに触れ、足を運びやすいのではないでしょうか。

お宮参りは神社ではなくお寺でもいい?

お寺と縁が深いという人は、お宮参りを神社ではなくお寺で行っても問題はありません。

実際に、浅草寺や川崎大師、成田山新勝寺など、全国の大きなお寺では「初参り(お宮参りと同じ意味)」の祈祷を行っています。

日本は元々神道の国ですが、飛鳥時代に仏教が伝来。大きなお寺が各地で作られるようになっても、神道と仏教を分けることはなく、神仏習合(しんぶつしゅうごう)という神様も仏様も混じり合った存在として考えていました。

そのため、お寺の中に神社がある、神社の中に仏閣があるのは当たり前の光景でした。

神道と仏教が分けられたのは明治元年の神仏分離令からで、お宮参りはそれ以前から続いてきた行事だったため、神社とお寺、とちらでも行う形になっていったのです。

仏教では、仏様や先祖の霊が子どもを守ってくれると考えられているため、赤ちゃんの成長を仏様や先祖に感謝するのもいいでしょう。

ただし、お宮参りは神社だけでお寺では行わないという風習の地域もありますから、地元のお寺で初参りをしたい場合には事前に確認を。

お宮参りの神社は予約、写真、授乳室がポイント!

実際にお宮参りの神社を選ぶ際には、ご縁や思い入れのある神社の中から、
ママや赤ちゃんの負担が少ないところを選ぶのもひとつの方法です。

有名な神社やお寺を選んでもかまいませんが、
できるだけ家から近くて移動がラクなところにしましょう。
さらに予約ができるところなら、御祈祷までの待ち時間を短縮することができます。

神社の施設内に写真室がある、
祝い着がレンタルできる、
会食できるレストランが併設されているなど、

トータルでお願いできるところを選べば、事前準備もラクになります。

最近はママと赤ちゃんのことを考えて、
授乳室やオムツ替えコーナーが用意されているところもあるので、
事前に神社やお寺の公式サイトをチェックして上手に利用しましょう。

東京都近郊のお宮参りで有名な神社とお寺5選

東京近郊近郊のお宮参りで人気を集める有名な神社とお寺の特集です。

予約がネットでできる「増上寺」

徳川家の菩提寺として知られる増上寺は、阿弥陀如来さまがご本尊。金運、勝運、厄除けなどで有名ですが、安産祈願、子授け、子育てのご利益もあるといわれています。

何より便利なのは、赤ちゃんの誕生を祝う「初参り」の御祈祷時間を予約できること。
公式ホームページからPDF形式の申込書をダウンロードして記入すれば、メールで予約することが可能に。
待ち時間が少なくなるため、赤ちゃんやママの身体の負担を減らすことができます。

初参り(お宮参り)情報
冥加料:10,000円
授与品:お札、お守
祈願時間:11:30、14:30
※申込時間の20分前までに安国殿札所にて受付
予約:御祈祷は要予約。インターネットより申し込み
御祈願の問合せ先TEL:03-3432-1438 

基本データ
住所:〒105-0011 東京都港区芝公園4-7-35
TEL:03-3432-1431
開門時間:本堂6:00~17:30、安国殿9:00〜17:00
休業日:なし
公式サイト:http://www.zojoji.or.jp/kigan/
アクセス:都営三田線御成門駅より 徒歩3分、都営浅草線・大江戸線大門駅より徒歩5分

写真+映像も撮影してくれる「大國魂神社」

東京五社のひとつ大國魂神社に祀られている大國魂大神(おおくにたまのおおかみ)は、出雲の大国主神と同じ神様で、福神、縁結び、厄除け・厄払いのご利益があるといわれています。

写真室が充実しているのが特徴で、スタジオでの記念撮影に、境内でのスナップ写真やフォトムービーもお願いできます。写真+映像+祝い着から会食までのお得なプランも。
自分たちでの撮影は可能ですが、三脚を使用したり、外部のプロカメラマンによる撮影はNGなので気をつけて。

初宮詣(お宮参り)情報
初穂料:5,000円、10000円
授与品:お札、お守り、お供物など
受付時間:9:00~16:00
予約:御祈祷は予約不要ですが、写真撮影や会食は予約優先。
写真や衣装レンタル、会食などは事前に問い合わせを。

基本データ
住所:〒183-0023 東京都府中市宮町3-1
TEL:042-362-2130
開門時間:6:00~18:00(4月1日~9月14日)、6:30~17:00(9月15日~3月31日)
休業日:なし
公式サイト:https://www.ookunitamajinja.or.jp/kito/
アクセス:京王線府中駅より徒歩5分、JR南武線・武蔵野線府中本町駅より徒歩5分

ママや赤ちゃんにやさしい「東京大神宮」

伊勢神宮の遥拝殿(離れている場所から参拝するための建物)である東京大神宮は、「東京のお伊勢さま」として親しまれています。
明治時代に神前結婚式を初めて行った神社でもあり、縁結びの神様としても人気。ここで結婚式を挙げたママ・パパがお宮参りに利用することも多いようです。

ママや赤ちゃんにやさしい神社ともいわれていて、授乳室はないものの申し出れば目隠しのある場所に案内してもらえたり、女性用トイレにはオムツ替えのコーナーも。お願いすればミルク用のお湯も用意してもらえます。

初宮詣(お宮参り)情報
初穂料:5,000円、10,000円~
授与品:5,000円はお守とお神酒、10,000円はお守とお神酒、お食い初め用の食器セットなど
受付時間:9:00~16:30まで随時
予約:御祈祷は予約不要だが、結婚式が優先になるので事前に確認を。

基本データ
住所:〒102-0071 東京都千代田区富士見2-4-1
TEL: 03-3262-3566
休業日:なし
公式サイト:http://www.tokyodaijingu.or.jp/gokitou/
アクセス:JR中央・総武線飯田橋駅、地下鉄飯田橋駅より徒歩5分

授乳室やオムツ替えスペースもある「千葉神社」

人の運命を司る北辰妙見尊星王が祀られている千葉神社。「妙見さま」の愛称で親しまれていて、厄除開運と八方除の二つの御神徳があると伝えられています。

施設内には授乳室やオムツ交換台のあるトイレ、広々とした待合ロビーに50畳の和室も。
また、写真専用スタジオがあり、プロのカメラマンが常駐しています。
レンタル衣装もあり、赤ちゃんの祝い着だけでなく、事前予約すればママや祖母の着物レンタルや着付けもお願いできます。

初宮詣(お宮参り)情報
初穂料:5,000円~
授与品:お札、お守、絵馬など
受付時間:9:00~16:00まで随時 待ち時間は最長20分程度 
大泣きしている赤ちゃんは落ち着くまでロビーで待機になります。
予約:御祈祷の予約は不要
写真撮影や衣装レンタルなどは事前にお問い合わせを。

基本データ
住所:〒260-0018 千葉県千葉市中央区院内1-16-1
TEL:043-224-2211
開門時間:6:00~18:00
休業日:なし
公式サイト:https://www.chibajinja.com/oiwai/hatsumiya/index.html
アクセス:JR千葉駅東口より徒歩12分

ベビーケアルームを設置した「櫻木神社」

櫻木神社の御祭神である倉稲魂命は、富貴、財運豊饒、食物全般の神様といわれています。また、勝運・開運・吉運の守り神である武甕槌命と、良縁の祖神である伊弉諾尊・伊弉冉尊が祀られていることから、開運・縁結びの神社としても人気を集めています。

そんな櫻木神社ではお宮参りに訪れるママと赤ちゃんのために、2019年9月に授乳・離乳食・オムツ替えなどに利用できる完全個室のベビーケアルームを設置。おかげで安心してお宮参りができると注目を集めています。

初宮詣(お宮参り)情報
初穂料:5,000円、10,000円、20,000円以上
20,000円以上の方は一組のみの特別祈祷。
授与品:お札、お守、でんでん太鼓などの記念品
予約:御祈祷の予約は不要
受付時間:9:00~16:00まで随時

基本データ
住所:〒278-0032 千葉県野田市桜台210
TEL:04-7121-0001
開門時間:6:00~18:00
休業日:なし
公式サイト:https://sakuragi-gokito.net/kito/hatsumiyamoude/
アクセス:東武野田線(アーバンパークライン)野田市駅 徒歩12分

まとめ

今回掲載している神社はあくまで一例です。
まずは自分たちが足を運べる範囲の中から、写真・衣装・会食がトータルでお願いできる
か、ママや赤ちゃんにやさしい設備があるかを念頭において、お宮参りの神社やお寺を選
んでみるといいでしょう。

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