お宮参りではなぜ義母が赤ちゃんを抱くの?
お宮参りではなぜ義母が赤ちゃんを抱くの?

昔のお宮参りでは、赤ちゃんを抱っこして参拝するのは父方の祖母(義母)というしきたりがありました。
ではなぜ、父方の祖母(義母)が赤ちゃんを抱くのがしきたりとされていたのでしょうか。

出産後の母親は神社への参拝が禁じられていたため
昔は命に関わる出来事であり出血を伴う出産は、穢れ(けがれ)たものと考えられていました。
そのため、出産したばかりの母親は「忌み期間」として、神社へ足を踏み入れることを禁じられていた期間がありました。
実は赤ちゃんにも忌み期間はあるのですが、お宮参りの時期に赤ちゃんはこの忌み期間を抜けるため、お宮参りが可能に。
しかし母親の忌み期間は赤ちゃんよりも長く、お宮参りの時期も忌み期間中のため、代わりに父方の祖母(義母)がお宮参りを行うというスタイルが定着したのだそうです。
また、このしきたりは産後の母親の体調を気遣うもので、産後間もない状態で無理に動かなくても済むように出来たものだという説もあるようです。
現在では母親が赤ちゃんを抱っこするのが主流に
いまでは時代が変わり、出産が穢れだという考えを持つ人はほとんどいませんし、母親が神社に参拝を禁止されることもありません。
核家族も増えたことから、両親と赤ちゃんだけでお宮参りを行うことも多く、その場合には母親が赤ちゃんを抱くのが一般的です。
その一方で、「お宮参りで赤ちゃんを抱っこする人は父方の祖母(義母)」というしきたりの名残りも根強くあるため、地域やご家庭によってはお宮参りでは父方の祖母(義母)が赤ちゃんを抱くのが当然と考えているご実家もあるかもしれません。
そのため、お宮参りに父方の祖父母を招く場合には、事前に誰が赤ちゃんを抱くのかをしっかり打ち合わせておくと、トラブルになるのを防ぐことが出来ます。


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