袴のトイレの行き方
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袴のトイレの行き方

袴のトイレの行き方

着慣れない袴姿で心配なのがトイレの行き方です。
女性の袴は行灯袴(あんどんはかま)といって、間に襠(まち)のない、ズボンタイプではなくスカートと構造が似ているため、普通の着物に比べてトイレの便は比較的簡単ですが、普段着慣れていない着物ですから場合によっては着崩れのもとにもなってしまいます。
また、着用される袴の上に着るメインの着物の袖丈が長い場合、和式、洋式ですとそのまま普段どおりのトイレへ行くと裾を引きずったり思わぬ汚れにつながってしまいます。
和式トイレの場合は洋式に比べ、しゃがみこむスタイルになり、洋式に比べて床、便器に近くなりますのでますます注意が必要です。
長い袖、袴の裾を床につけず、着崩れをしないようなトイレに行くために以下のポイントに気をつけておきましょう。

(1)着物の両袖を帯と袴の間に挟む

袴を着用する際、合わせてつけられるのが大半が二尺袖といって袖丈が約76cmほどの長さの着物や、成人式などで着用される大振袖、中振袖といった袖丈108cm〜113cm前後の長い袖丈の着物を着用されます。
この袖が長いと洋式、和式問わずしゃがんだときに床についてしまいますので、まず、袖の先を帯と袴の間にはさみ入れましょう。
袖先を挟むことによって、長い袖先が床につくことを未然に防ぎます

(2)袴と着物の裾を一枚ずつ持ち上げる

袴→着物→長襦袢 といった具合に着用している着物の外側から順番に一枚ずつめくって持ち上げます。
すべてを同時に持ち上げてしまうと着崩れの原因になってしまうので、かならず一枚ずつ丁寧に持ち上げましょう。

(3)一番内側の肌着で全体を包み込んで固定する

内側の肌着(スリップ)で(2)で持ち上げた着物と長襦袢を包み固定します。袴はスカートのようにたくし上げてください。

(4)トイレが済んだら

逆の順番で一枚ずつ丁寧に戻しましょう。
そのあと全身をチェックし、着崩れが起きている箇所がないかを確認してください。