力布(ちからぬの)とは?わかりやすく説明
力布(ちからぬの)とは?
力布とは、着物の袖付け(そでつけ)や身八つ口(みやつくち)などのような力が加わりやすい箇所に、裏側から生地の補強をするために当てる布のことです。力布を付ける場合には、一般的に着物の裏地と同素材または表地と同素材が使われます。
力布(ちからぬの)の役割
力布は、着物を着付ける際や脱ぐ際に力が加わりやすい箇所に当てることで、生地が擦り切れるのを防ぐ役割を果たしています。
また、縫い糸が直接生地に触れると生地を傷めてしまいやすくなりますが、力布を当てることによって、糸と生地との間でクッションのような役割を果たし、生地自体をしっかりと保護してくれます。
力布(ちからぬの)が用いられる箇所
〇袖付け:着物の袖と身頃をつないでいる部分
〇身八つ口:着物の脇の下の開いている部分
〇衿肩明き(えりかたあき):衿ぐりから肩の部分にかけて開いている部分
力布(ちからぬの)と「かんぬき留め」
力布は、着物の縫い方を補強する「かんぬき留め」が使われることがあります。かんぬき留は、縫い糸を数本渡してから編むようにして結ぶ方法です。こうすることで、袖付けの端や身八つ口は、補強され耐久性も高まります。
まとめ
力布を当てる作業は、少し手間になってしまいますが、着物を補強するためには大切なものです。
大切なお着物を長く使うためにも、力布を当てて補強しましょう。
#力布 #着物用語辞典

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