風景・自然文様とは?わかりやすく説明

着物の豆知識#着物,#和装,#着物の柄

風景自然文様瑞雲流水

風景・自然文様とは?

風景・自然文様とは、山や川、海や雲、月や雪そして流水などの自然の景色や現象そのものを表した柄の総称です。風景・自然文様は、ほかの文様と組み合わせて日本の四季の美しさや情景をさらに奥深く表現しています。

風景・自然文様の種類とその意味

風景自然文様瑞雲

〇瑞雲(ずいうん):瑞雲は瑞祥と名づけられた雲を模したもので、吉祥柄とされます。「縁起が良いことの前兆」という意味があります。このほか、雲は仙人が乗るものと信じられていたことから、天へとつながる神聖な意味合いもありました。

〇雲取り(くもどり):雲取りは、雲が風でなびく情景を描いた柄。「輪廻転生」や「運気上昇」といった意味を持つ吉祥文様です。

風景自然文様雪輪

〇雪輪(ゆきわ):雪輪は、雪の結晶の輪郭が円形に描かれており、雪解け水を表す柄。そのことから、「豊作」や「豊穣」といった意味を持つ吉祥文様です
このほか、「儚さ」や「謙虚さ」といった意味も込められているため、着物としては冬のみならず、通年着用できます。

〇流水(りゅうすい):流水はなめらかな曲線が重ねられ、流れる水や小川の水路などがモチーフとなっている柄。「魔除け」や「火除け」、「清らかさ」といった意味を持っています。流水単独で描かれている着物の場合は、夏の着物として。桜や紅葉などの四季の草花とともに描かれている場合には、通年着用することができます。

まとめ

風景・自然文様は、単に「自然」を描くだけでなく、柄ゆきに変化と格調を与え、着物全体を豊かにする重要な役割を担っています。

#風景・自然文様 #着物用語辞典

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