振袖に合う草履の選び方は?
草履にはフォーマル用とカジュアル用がありますが、振袖は着物の中でも格が高い正礼装になるため、合わせる草履はフォーマル用となります。
では、どんなフォーマル用の草履を選べばいいのでしょうか。
草履の色柄は振袖の色柄に合わせる
草履の色柄は振袖の色柄に合わせることで、まとまりのある着物姿を演出できます。
例えば、振袖の地色と同じ色の草履を選んだり、目立つ柄の一色を選んでみると、洗練されたコーディネートになります。
フォ―マルの定番、金・銀・白を選ぶ
フォーマル用の草履の定番、金・銀・白を基調にしたものを選ぶのもひとつの方法です。
金一色や銀一色、白一色など、フォーマルシーンで活躍してくれる草履は、一足持っていると振袖だけでなく、留袖や訪問着などにも合わせることができます。
礼装用バッグと草履のセットを利用する
振袖用のバッグと草履のセットから、自分の振袖に合う色柄のものを利用するのもひとつの方法です。
草履とバッグがお揃いのため、着物初心者でも取り入れやすく、振袖姿にさりげない統一感を演出してくれるステキなアクセントにもなります。
草履の台(かかと)が高いものを選ぶ
振袖に合わせる草履は、台(かかと)の高さにも注意が必要です。
振袖用のフォーマル草履は5cm以上が基本といわれており、格の高い品のある印象を強めてくれます。
身長が低い方は、もう少し高さのある7cm前後の草履を選んでも問題はありません。
高さのある草履を履くことで、振袖の柄が映える着物姿を実現することができます。
チグハグな印象にならないように注意を
最近は、振袖の流行に合わせたポップな色柄や、カラフルなデザインの草履が増えています。
そのため、草履だけを見て可愛いと思ったものを選んでしまうと、振袖の色柄とはまったく合わなかったということが起こりがちです。
振袖に合わせる草履を選ぶときには、振袖の色柄とちぐはぐにならないように注意しましょう。