結婚式の着物に合う草履の色は?
結婚式の着物に合う草履の色は?

結婚式の着物に合わせる草履の色は、着物の種類によって異なります。
親族が着る黒留袖や色留袖なら金・銀・白、ゲストが着る訪問着なら金・銀・白以外にも、着物に合わせた淡い色も使用できます。
主に20代の未婚の親族やゲストが着る振袖の場合は、振袖の色柄と合わせた草履が人気を集めています。
黒留袖や色留袖の場合は金・銀・白が基本
黒留袖や色留袖の場合は、金色や銀色、白色を基調とした礼装用の草履を合わせます。
また、草履は台(かかと)が高いものがフォーマル用と考えられています。そのため、台(かかと)が5㎝程度はある礼装用の草履を合わせましょう。
素材は錦織や綴織、金糸、銀糸などを織り込んだ布地のものや、上質なエナメルなどが一般的です。
訪問着は着物の地色に合わせた淡い色でもOK
結婚式で訪問着を着る場合には、金色や銀色、白だけでなく、着物の地色に合わせた淡い色、例えばクリーム色や薄いピンクなどでも問題はありません。
訪問着の場合でも、フォーマルな結婚式では台と鼻緒が同じ素材や同色の草履を選ぶのが基本ですが、カジュアルテイストな結婚式では台と鼻緒のデザインが異なる、おしゃれな草履を選んでもよいでしょう。
ただし、上品なデザインであることが大切です。
台(かかと)の高さは4cm~5cm程度を目安に選ぶといいでしょう。
振袖の色柄に合わせた草履で統一感のある装いに
振袖の場合は、着物の色柄と合わせた草履の色柄を選ぶこともできます。
振袖の地色と同じ色を選んだり、柄の一色を選んでみると、統一感のある合わせ方となります。ただし、派手なものではなく、あくまで礼装用の品の良い色味であることが大切です。
格の高い結婚式の場合には、フォーマル用の草履の定番ともいえる、金色、銀色、白色を基調にした草履を選ぶのもひとつの方法です。
最近は振袖に合わせた、かなり台(かかと)の高い草履も流行っていますが、ファッション性よりもフォーマルらしさが感じられる5~6㎝程度のものを目安にするといいでしょう。

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