西陣織(にしじんおり)とは?わかりやすく説明

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西陣織の織機

西陣織(にしじんおり)とは?

西陣織とは京都府京都市街の西陣と呼ばれる北西部で作られている絹織物です。
西陣織は、綴(つづれ)、 錦(にしき)、緞子(どんす)、朱珍(しゅちん)、絣(かすり)、紬(つむぎ)などの多彩な糸を用いた先染めによる高級絹織物です。

西陣織(にしじんおり)の特徴や魅力とは?

西陣織

西陣織の魅力は…
●多彩な色糸による色彩美
●精密に織り上げる文様美
が挙げられるでしょう。
西陣織は、日本を代表する絹織物として世界においても名高くなっています。美しく艶やかに染められた色糸を使い、錦織や綴織をはじめとする様々な技法で織り出される文様の精妙さは他に類を見ません。
西陣織の色糸は、一本の帯に対して50色以上を使うこともあります。これが色鮮やかな西陣織として名を馳せる理由といえるでしょう。
また西陣織の文様は、古来より公家の装束や調度に用いられた有職文様だけでなく、室町時代に中国からもたらされた織物を見本に織ったもの、安土桃山時代の華麗な趣味から生まれた自由なものなど様々です。

西陣織(にしじんおり)の種類をご紹介!

〇綴織(つづれおり):緯糸(よこいと)だけで文様を出していくのが特徴です。
〇経錦(たてにしき):色とりどりの様々な糸を使って織られた絹織物で経糸が文様を表現しています。
〇緯錦(ぬきにしき/よこにしき):何色もの色糸を使用し、大きな文様を表現できるのが特徴です。
〇緞子(どんす):密度が高く厚地ですが、柔軟性や光沢感もあるため高級感が感じられる織物です。
〇朱珍(しゅちん):緞子と同じ繻子(しゅす)織ですが、朱珍は地上げ紋がないのが特徴です。
〇紹巴(しょうは):細かい地紋があるのが特徴です。
〇風通(ふうつう):断面が二重・三重と多層構造になっているのが特徴です。
〇綟り織(もじりおり):隣同士の経糸(たていと)が絡み合って隙間を作り、編み物のようであると言われています。
〇本しぼ織:精錬後染色した絹糸が使用されています。
〇ビロード:なめらかな光沢感と柔らかな手触りが特徴です。
〇絣織(かすりおり):素朴さが大きな魅力ですが、キリっとした印象の織物に用いられることが特色といえます。
〇紬(つむぎ):さっくりとした風合いで、丈夫で素朴な織物として一般にも昔から重宝されていました。

まとめ

西陣織は大変な手間がかかり、貴重なものです。多品種少量生産のため希少価値も高く、お子さんやお孫さんの代まで長く受け継いでいくことができる価値のある織物と言えるでしょう。

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