色喪服(いろもふく)とは?わかりやすく説明

着物の豆知識

色喪服(いろもふく)とは?

色喪服とは、「略喪服」とも呼ばれ、茶や灰、藍、紫、臙脂(えんじ)などの地味な寒色系で一つ紋が入った色無地や江戸小紋の略式礼装のことです。色喪服は、四十九日や一周忌以降の法事などにおいて用いられることが多くなっています。

色喪服の特徴とマナーについて

【色と素材】:色喪服の色は、茶や灰、藍、紫、臙脂(えんじ)、深緑などの地味な寒色系です。また、素材は、光沢のない縮緬(ちりめん)が適しており、光沢のある綸子(りんず)や羽二重(はぶたえ)は避けるようにしましょう。

【柄】:地紋がある場合には、りゅすいや雲、網代(あじろ)などのような吉祥柄は避けるようにしましょう。

【紋】:背中に一つ紋、または三つ紋を入れるのが一般的です。

【帯・小物】:黒の喪帯や落ち着いた色の袋帯、名古屋帯を合わせます。帯結びは一重太鼓で、悲しみが重ならないようにという気持ちを表します。帯締めや帯揚げは、黒か灰を使い、半衿や足袋は白無地を合わせましょう。

色喪服の着用シーン

●通夜・告別式:友人や知人、遠縁の場合には色喪服。親族の場合は、黒喪服が基本です。

●法要:一周忌や三回忌以降の法要の際に着用できます。

●偲ぶ会・お別れの会:落ち着いた雰囲気の平服が求められる追悼の場などで着用できます。

まとめ

色喪服は、通夜や四十九日の法要など黒喪服ほど重くない場面で着用されるのが一般的です。
帯や小物などは、黒や灰を合わせて悲しみを表現するようにしましょう。

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