和装とは?男性女性で異なる種類や必要アイテムは?結婚式の和装もわかりやすく説明

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白無垢を着た女性と紋付羽織袴を着た男性

和装とは?

オレンジ色の色打掛を着た女性

和装とは、「和服を身につけた装い」に加えて、それに調和する着付けやヘアスタイル、メイクアップなどをトータルで施した装いのことです。和装の始まりは「長着の前合わせが開かないように帯で締めたこと」で、帯は実用的なものから装飾的価値のあるものに大きく変化していきました。この際の「長着」のことを現在は着物と呼び、江戸時代の小袖の完成形のことを意味しています。

和装の特徴

・「寸胴(ずんどう)」
和装の特徴は、一枚の反物を人の体の曲線に合わせて補正している(仕立てる)こと。前肩・胸元・ウエスト・ヒップなどのくぼみに沿って補正し、静止時と動作時の両方で美しさを兼ね備える魅力があります。つまり、身体のラインを出さない直線的な寸胴が基本です。したがって、胸のふくらみを抑える「和装ブラジャー」などの専用下着を用い、ウエストやくびれ部分にはタオルや綿を当てて補正することで、帯がシワなくきれいに巻き付く土台を構築します。
・「和装メイク」
和装メイクでは、キメの整った滑らかな肌色に仕上げるのが特徴です。洋装メイクのような立体感を出すためのハイライトやシェーディングは控えるのが基本です。目元はすっきりと切れ長に引き締め、口紅には、着物の色彩や重厚感に劣らない発色の良いものを合わせます。こうすることで、和装ならではの上品な顔立ちを表現できます。
・「和装ヘア」
和装のヘアスタイルは、着物のボリューム感や襟足の抜き具合に合わせて全体のウエイトを計算して結い上げます。伝統的な和髪は髪の表面にツヤと滑らかな面を出すのが特徴です。また、現代的なヘアスタイルであれば、ふんわりとした雰囲気を作りつつも、襟足をスッキリと見せることで全体のバランスを整えます。

また、和装には礼装・正装・凶服・平常着など着用シーンによっていくつかの種類があります。それぞれ素材、選択するカラー、トータル的なカラー、帯の結び方や大きさなど、TPOに沿った着こなしが求められます。

和装の主な種類とTPO

和装は、着用の目的やTPO(格式)によって、素材や色、柄、帯の結び方まで異なります。

【礼装・正装(フォーマル)】
•《女性》 黒留袖、色留袖、振袖、訪問着など:結婚式や成人式などに着用します。
•《女性》白無垢(しろむく)、色打掛(いろうかけ)、引き振袖など:主に神前式や披露宴で着用する、花嫁の伝統的な婚礼衣装です。

  • 《男性》 黒紋付羽織袴(くろもんつきはおりはかま):結婚式(新郎・父親)や成人式などに着用します。

【普段着(カジュアル)】

  • 小紋(こもん)、紬(つむぎ)、浴衣(ゆかた)など:普段着や街歩き、観劇などのカジュアルなシーンに適しています。
  • 浴衣:花火大会や夏祭りなどで着用され、綿などで作られた夏の和装です。

和装一式にはどんなアイテムがある?
和装には様々なアイテムが必要となります。まず基本的なものが以下の通りです。

「足袋・肌襦袢・裾除け・長襦袢・長着・帯・小物一式」

また、男性の場合は以下の通りです。

「長襦袢・長着・角帯・袴・羽織」

小物に含まれるのは…

「半衿・腰紐・伊達締め・伊達巻・帯板・帯枕・帯揚げ・帯締め・重ね衿など」

この他に屋外用として「コート」と、履物には「草履」や「下駄」があります。

結婚式における和装の種類とは?

◇白無垢
白無垢は、神前式で花嫁が身につける着物です。
結婚式で身につける和装の中で、最も格式の高い装いで、古より続いている正礼装とされています。
純白の和装には、「無となって嫁ぐ」という意味が込められていると言われています。
白無垢の特徴として、次のようなものが挙げられます。
・「綿帽子」…結婚式終了まで、花嫁の顔は見せない
・「角隠し」…怒りを鎮めて穏やかな妻となるように
など、様々な日本の伝統的な考え方が込められた装いと言えるでしょう。

◇色打掛け
色打掛けは華やかな模様が散りばめられた花嫁用の和装です。
白無垢よりは格下とされていますが、昨今では白無垢とほぼ同様の位置づけの花嫁衣裳として扱われることも。
白無垢と色打掛けのどちらも着用したい場合には、神前式では白無垢、披露宴では色打掛けなどのように使い分けると良いでしょう。

◇引き振袖
引き振袖は一般的な振袖とは異なり、おはしょりを作らないという特徴を持つ和装で裾を引きずるタイプの花嫁衣裳です。
黒色の引き振袖は、「あなた以外の色には染まりません」という誓いの意味が込められています。白無垢同様、これから嫁ぐ花嫁としての強い決意を表現することができる和装です。

◇花婿用の紋付
花婿用の和装は、紋付です。羽織は黒羽二重で五つ紋が入っているのが特徴です。着用する袴の縦縞模様は仙台平と呼ばれ、若い花婿には縞模様が太いほうがおすすめです。

和装婚を挙げる花嫁のための基本的な選び方

1.目指す和装の雰囲気をイメージする
まず和装を選ぶ前に、自分がどのような花嫁姿になりたいのかをイメージしてみましょう。

2.色や柄を選ぶ
和装婚で花嫁に使われるベーシックカラーは「白」「赤」「黒」。
その中でも、自分の肌のトーンに合わせて、顔移りが良い色を選ぶようにしましょう。
また、お色直しで着る予定のカラードレスの色と被らないというのも大切なポイント!
さらに、会場の壁や絨毯などの色被りにも注意しましょう。

柄を選ぶ際には、おめでたいとされる模様を選びたいところ。
・「吉祥文様(きっしょうもんよう)」
・「松竹梅」
・「鶴亀」
・「御所車・宝づくし」
などの縁起物がおすすめです。

3.自分の個性に合ったものを選ぶ
身長や体型、顔立ちなど自分の個性に合うものを選びましょう。

4.目立つポイントを考える
着物の上から羽織る打掛と羽織物のない振袖では着用時の目立つポイントが異なります。
≪色打掛≫
背中の帯に羽織る部分が強調されるため、この部分の柄をよくチェックして選ぶ。

≪振袖≫
振袖の場合、袖の外側部分が目立つポイントになります。

5.全体のバランスも見る
装飾品や小物などとのバランスも考えながら選びましょう。

6.第三者の意見も取り入れて
いくつか候補が決まったら、第三者の意見も取り入れてみましょう。両親や友人だけでなく、衣装サロンのスタッフも強い味方です!

まとめ

和装は古くから日本に伝わる、和の装いです。
結婚式において着用できる和装にはいくつかの種類がありましたね。
あなたは、どの和装がお好みですか?

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