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お茶会の着物 夏にふさわしい装いの選び方と基本のマナー

2021年7月14日夏着物, 訪問着, 着物の豆知識

着物を着てお茶菓子を頂く女性

お茶会の着物、とくに夏に行われるお茶会には何を着て行けばいいのか悩みますよね。お茶会の着物は夏だからといって、麻や浴衣などのカジュアルな装いは基本的にNGなのです。

では、どんな着物を選べばよいのでしょうか。茶道における着物選びの基本的なマナーと、夏のお茶会にふさわしい着物選びについて詳しく紹介します。

お茶会の着物を選ぶうえでのマナー

侘びさびを大切にする茶道では、派手な着物は控えたほうがよいというのは知っている方も多いのではないでしょうか。実はこれ以外にも、お茶会での着物を選ぶうえで、必ず守らなければならないマナーがあります。

着物の格を考慮する

着物には大きく分けると「やわらかもの」と「かたもの」の2種類があります。
やわらかもの」(染めの着物)と呼ばれる着物は、糸を織って白生地にした後で染めあげたもの。
かたもの」(織りの着物)と呼ばれる着物は、糸を先に染色してから織りあげたもののこと。

着物の格付けとしては、やわらかものはフォーマルかたものはカジュアルとなるため、格を重んじるお茶会にふさわしいのはやわらかものとなります。

では、やわらかものとは具体的にどんな着物かというと、訪問着付け下げ色無地江戸小紋小紋などをさします。

一方、かたものには木綿の着物などがありますが、
例えば、どんなに高価な紬であっても、かたものはお茶会にはふさわしくないと考えるのが一般的です。

行事・茶事に合わせる

お茶会には、さまざまな規模や格式のものがあります。

例えば、初釜炉開き口切りなどは、お茶会の中でも格式が高い行事です。
これらのお茶会に出席するなら、いつもより華やかに装うことが大切。
訪問着や色留袖、染め抜き一つ紋の色無地に、古典柄の袋帯を結ぶのが定番。
おめでたい席なので振袖もOKです。

大人数が集まる大寄せのお茶会野点なら、訪問着や色無地だけでなく、小紋を着る方も多いと思います。とくに遠目から見ると色無地に見える、上品な江戸小紋や飛び柄の小紋はお茶会向きです。
小紋には名古屋帯を合わせますが、カジュアルになり過ぎないように金糸銀糸や箔の入った古典柄の帯を選ぶといいでしょう。

月釜などの親しいお仲間とのお茶会なら、訪問着、付け下げ、色無地や江戸小紋(染め抜きの一つ紋、縫い三つ紋や一つ紋、洒落紋)に、古典柄の袋帯や名古屋帯を合わせた装いを。

立場をわきまえる

お茶会には招く側の「亭主」と招かれる側の「」が存在しており、立場によってふさわしい着物が異なります。

迎える側の亭主は品の良い準礼装が基本で、控えめな色や柄の訪問着や付け下げが主流。
お茶会の趣旨にもよりますが、亭主がもっとも格が高くなるように客側は着物を選ぶため、亭主はカジュアル過ぎないことも必要になります。

また、にも格があるため、亭主だけでなく一番格の高い正客よりも格上の着物にならないように気を配ることも大切なのですが、立場をわきまえた着物選びは、茶道も着物も初心者という方にはハードルが高いかもしれません。

茶道の着物のルールは先生のお考えや、集まる方たちの雰囲気で決まる部分も大きく、カジュアルな装いでも先生が大丈夫といえば問題ないことも。
初心者ならば、自分が参加するお茶会にどんな着物なら問題ないのかを、まずは先生に相談してみるとよいでしょう。

お茶会の着物に大切なのは季節感

着物の着用季節

茶道が大切にしているマナーがもう一つあります。それが季節感です。そのため、着物も季節に合ったものを着ることが大切です。

10月~5月までは袷の着物、6月と9月は単衣、7月・8月は薄物の着物を着用するというマナーをしっかりと守りましょう。
最近は温暖化の影響で暑くなるのが早く、しかも長く続くため、6月より前に単衣を着はじめたり、9月になっても薄物を着ていることも多いようですが、お茶会に関してはマナーをしっかり守ることをオススメします。

盛夏のお茶会にふさわしい着物とは

では、7月8月の盛夏のときに月釜朝茶に招かれた時には、どんな着物を着るのがよいのでしょうか。

涼やかに見える絽や紗の着物を

盛夏には、薄物と呼ばれる透け感のある絽や紗の訪問着や付け下げ等を着用するのがマナーです。
さらに、半衿や帯も絽や紗の生地の夏物を合わせます。
帯揚げ、帯締めも夏物を合わせて、見た目にも涼しげに装うことが大切です。

ただし、夏の着物といっても麻は普段着という位置づけなので、どれだけ高価な上布でもお茶会には不向きです。

ペールカラーで清涼感を演出

夏の着物には、淡いブルーや薄紫、優しいミントグリーンなどの清涼感のある色がオススメです。
着物の柄は季節を少し先取りした植物や鳥などに注目を。
藤やあやめ、ツバメやトンボ、魚や流水模様などで涼やかに装いましょう。

水色に唐花の絽の訪問着を着た女性
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水色に花唐草の絽の訪問着を着た女性
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淡いグレーに雪輪の絽の訪問着を着た女性
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淡い紫に露芝の絽の訪問着を着た女性
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ブルーグレーに鉄線の絽の訪問着を着た女性

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白地に秋草の絽の訪問着を着た女性

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水色に雪輪に扇の絽の訪問着を着た女性

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お茶会での夏の着物はレンタルを利用しよう

普段のお茶会ならば、お手持ちの訪問着や色無地から選ぶ方も多いと思います。
ところが、お茶会が少ない時期である盛夏の場合、絽や紗の薄物をわざわざ新調するかどうかに悩んでいる方が案外多いようです。
とくに茶道を始められたばかりの方は、着物をどうするのかが悩みの種に。

そんな場合は、着物レンタルを上手に利用しましょう。

きものレンタリエのように、絽の訪問着や付け下げを用意しているレンタルショップもあるので、盛夏のお茶会用の着物として利用するのもひとつの方法です。

もちろんレンタルには袷の訪問着等もありますから、夏だけでなくお茶会が多くなる秋から冬にかけても気軽に利用すると、お茶会での着物の幅が大きく広がります。

夏着物レンタル

まとめ

お茶会の着物選びには、着物の格やお茶会の格、亭主か客かなどの立場の問題など、さまざまなマナーが存在します。

さらに、茶道は季節感をとても大切にしています。
そのため7月・8月の盛夏の場合は、季節に合わせて薄物と呼ばれる絽や紗の着物であることが重要です。

薄物は手持ちにないという場合にはレンタルを利用して、清涼感のある夏の装いを実現しましょう。

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