唐草文(からくさもん)とは?日本の伝統文様の1つをわかりやすく説明

着物の豆知識#着物,#和装,#着物の柄

唐草模様

唐草文(からくさもん)とは?

唐草文とは、蔓草(つるくさ)が絡み合ったように葉・花・実をあしらって文様化したものですが、実際に唐草という植物はありません。唐草文は、平安時代に書かれた長編物語『宇津保物語』の中に登場することから、平安時代から唐草の名が使われていたことが分かっています。

唐草文の歴史とは?

唐草文は、古代エジプトからシルクロード、そして中国を経て、古墳時代に日本に伝わりました。
唐草文は、日本に伝わるまでにさまざまなモチーフとともに描かれました。
西方では忍冬(すいかずら)唐草、葡萄(ぶどう)唐草として描かれ、東方では宝相華*(ほうそうげ)唐草や牡丹(ぼたん)唐草となり、日本に伝わると菊唐草、鉄線唐草などの文様が生まれました。
唐草文は、本来蔓のない松や菊、梅や牡丹、桐などの植物と組み合わせて用いられることも多くあります。
*宝相華(ほうそうげ)は空想上の花です。

唐草文に込められた意味とは?

花と唐草

唐草文は、江戸中期には吉祥文様として婚礼調度に用いられていました。また、蔓草の生命力の強が強く、どこまでも蔓を伸ばすことから、長寿延命、子孫繁栄の象徴として用いられていました。このほか、永遠の躍動、繁栄、豊穣、活力をも表現しています。
オーソドックスな唐草文は、風呂敷の柄として知られています。西方に起源を持つ異国風な雰囲気がある唐草ですが、不思議と無地にも和柄にもマッチする柄として人気です。
近年でも牡丹唐草や菊唐草などが訪問着や帯に使われています。

唐草文の着物の着用シーズンとは?

唐草文は、通年着られる柄のため初心者の方でも安心して挑戦しやすい柄です。

まとめ

今回は、唐草文についてご紹介してきました。
唐草文には、長寿延命、子孫繁栄の意味が込められています。
通年着用可能な柄のため、日本伝統の文様にこの機会に挑戦してみてはいかがでしょうか。

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