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二部式着物とは?わかりやすく説明 簡単に着用できる仕事着としておすすめ!

着物の豆知識

二部式着物とは?

二部式着物とは、上下2着で構成されている着物の種類のことです。

二部式着物は、本来はひと続きの着物や帯、長襦袢を利便性重視のために二つに分けて仕立てているのです。

二部式着物と一般的な着物との違いとは

◇一般的な着物
・ワンピースのように着用できる
・着付けに時間がかかる
・着付けをするための小物が必要
・手軽に洗濯やクリーニングをすることができない
◇二部式着物
・ユニフォームとしての着用が多い
・ポケットが付いていることが多い
・洋服のような感覚で着られる
・着付けの知識がなくとも着られる
・短時間で着られる
・自宅での洗濯やクリーニングが気軽にできる

二部式着物の着用の仕方とは

二部式着物の着用方法はとても簡単です。
・上衣
・下衣
・前掛け
・肌襦袢(はだじゅばん)
・足袋(たび)
・草履(ぞうり)
これらのアイテムを使って、3ステップで着用できます。

~ステップ1~
先に足袋を着用し、肌襦袢も着用しておく。
次に上衣から はおり、内側と外側2か所の紐を結ぶ。紐は内側の下前紐を結んでから、外側外紐を結ぶ。

~ステップ2~
エプロンのようになっている下衣を着用する。
骨盤よりも少し上に巻き付け、その後紐を前で結び付ける。一般的な着物とは異なり、ウエストが細く見えた方がスッキリする。

~ステップ3~
最後に前掛けをする。前掛けは、周りから見られる部分のため、結んだあとに前側できれいなリボン結びに見えるようにする。後ろ側に紐通しがあるため、忘れずに通す。
あとは草履を履いて完成。

まとめ

一般的な着物を旅館や日本料理店、居酒屋などのお仕事をする際に着用するのは大変なことです。そのため、着物のような装いが演出でき、簡単に着用できる二部式着物がおすすめです。

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