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三つ身(みつみ)とは?子どもの お祝い着についてご紹介!

着物の豆知識

水色の被布着物を着た女の子

三つ身(みつみ)とは?

三つ身とは、2歳~4歳くらいのお子さん用の着物のことです。
三つ身は、並幅の反物の半分を使って仕立てます。
3歳のお祝い着として用いられることが多くなっております。

一つ身(ひとつみ)・三つ身(みつみ)・四つ身(よつみ)について

◇一つ身◇
一つ身は、0歳の赤ちゃんから2歳くらいまでの乳幼児用の着物です。
赤ちゃんが初めて袖を通すお祝いの着物、初着(うぶぎ)を指しています。並幅の布を使って背縫いをせず仕上げる裁ち方です。
3歳の七五三までしか着られません。

◇三つ身◇
三つ身は、2歳~4歳くらいのお子さん用の着物のことです。
3歳のお祝い着として用いられることが多いですが、実は、一つ身や四つ身のサイズでカバーできる範囲であるため、三つ身を作ることは あまりありません。

◇四つ身◇
四つ身
は、4歳~12歳くらいのお子さん用の着物のことです。
並幅の反物の身長4倍分の長さの布を裁断して作ることから四つ身と呼ばれています。
子どもの成長に合わせて、肩揚げや腰揚げをすることで丈や幅を調節することが出来ます。

ここで、お宮参りの着物とは別に、七五三のお祝い着を作るのであれば、一つ身三つ身ではなく、「四つ身」で仕立てるのがおすすめです。購入価格は高くなってしまいますが、寸法を工夫することで、七五三の3歳でも7歳でも着られるからです。

子ども用着物に必要なアイテム

七五三の女の子の着付けに必要なもの

☑着物
☑帯
☑長襦袢(ながじゅばん)
☑半衿(はんえり)
☑帯揚げ(おびあげ)
☑しごき
☑足袋(たび)
☑箱迫(はこせこ)セット
☑腰ひも
☑前板(まえいた)
☑帯枕(おびまくら)
☑衿芯(えりしん)
☑肌着・裾除け(はだぎ・すそよけ)
☑伊達〆(だてじめ)
☑ベルライン
☑重ね衿(かさねえり)
☑子どもベルト
☑髪飾り

まとめ

三つ身は、3歳のお祝い着ということでした。
七五三のお祝い着を作るなら、3歳でも7歳でも着られる四つ身がおすすめです。
素敵な着物を作って、お子様の晴れの日のお祝いを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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