着物の左前とは?わかりやすく説明

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着物の左前とは

着物の左前とは?

着物の左前とは、死装束であり亡くなったご遺体に着せる際の着方です。
そのため、左前で着物を着るのは縁起が悪いだけでなく、マナー違反とも言われています。

着物の左前が死装束とされるようになった由来とは?

死に装束の左前

着物の左前が、亡くなられた方の服装となったのは、いくつか理由があります。

・死者の世界は、生きている人々の世界とは反対になっているという考えから
・「奪衣婆(だつえば)」と呼ばれる三途の川のほとりにいて、亡者の衣服を剥ぎ取る鬼婆をさけるためのおまじないとして
・死者を神仏に近い存在とみなす考えから

このようにさまざまな考えから、左前は縁起が悪いと言われるようになりました。
着物を着る際には、左前にならないように注意しましょう。

着物の左前はどのような状態?

着物の左前とは、“相手から見て”左側の衿が右側の衿の上に重なっているように着用することを指しています。

着物を左前で着用しないためのコツ

右前は着用者から見て左の前身頃を上にする合わせ方のこと。

〇相手から見て「y」の字になるようにする
着物を右前で着付けすると、アルファベットの小文字の「y」の状態になります。鏡でチェックする際に、衿の形がしっかりと「y」の字になっているかを確認しましょう。

〇右手が懐に入るか確認
着物を着た際に、右前になっている場合、右手が懐に入る構造となります。入らない場合には、左前になっているため、着付けをし直しましょう。

〇着物の柄も見分けるポイント
着物は、柄や刺繍が帯や合わせで隠れてしまわないように施されています。肩や衿周りの場合、左側の袍に柄や刺繍が多くなっています。着物の柄が華やかに見える方を外側にすると良いでしょう。

まとめ

着物の左前は、亡くなられた方に着物を着せる際の着付け方となります。そのため、着用シーンや場所を問わず非常識だとみなされてしまいます。着物を着る際には、左前を避けるようにしましょう。

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