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半幅帯の一種「小袋帯(こぶくろおび)」わかりやすく説明
小袋帯とは？
小袋帯とは、半幅帯の一つの種類で、袋帯のように袋状になっており、二枚の生地の端を縫い合わせてある帯のことをいいます。
お祝いごとなどに使う「袋帯」を、少し短くして幅を半分にしたようなものと思ってみるといいでしょう。
表地と裏地の柄行が異なるので、どちらを表にしても使えるリバーシブルタイプのものがほとんどです。
小袋帯の素材は、正絹またはポリエステルのものが多いです。
小袋帯のサイズ
小袋帯は、大体幅15～17㎝、長さ3m50㎝～3m80㎝、長尺は4.0～4.2ｍ位の大きさです。
近年では、華やかな結び方にも対応できるように、5mくらいの長めのサイズのものもあります。
小袋帯はいつ使用できる？
小袋帯は、デザインも多種多様あり、オールシーズン使えます。
浴衣をはじめ、普段用・おしゃれ用の着物にもあわせることができますので、一番活躍する帯になってくれるかもしれません。
近年、小袋帯が人気となっているのですが、使えるシーンが多いことと、多様なアレンジ結びができるというところが魅力となっています。
小袋帯の締め方
小袋帯は普通の半幅帯の結び方と同じように、体の前で結びをして後ろに回します。
普段着には、活動的に「文庫」や「貝の口」に結ぶと良いでしょう。
長さが4m以上ある小袋帯は「長尺帯（ながじゃくおび）」ともいい、外出用や小紋でパーティー用として、羽やひだを大きめに作った華やかな帯結びをすると良いでしょう。
小袋帯(こぶくろおび)と半幅帯(はんはばおび)の違いとは？
◇「小袋帯」
・幅15～17㎝
・長さ3m50㎝～3m80㎝
・長尺4.0～4.2ｍ
・二枚の生地の端を合わせた袋状の帯
・リバーシブルタイプが主流
・着物だけでなく浴衣にも使用できる
◇「半幅帯」
・名古屋帯や袋帯の半分の幅の帯
・幅15～17㎝
・長さ3m50㎝～3m80㎝
・袋状になった帯も単衣（ひとえ）の帯も総じて「半幅帯」という
・単衣の半幅帯は、主に浴衣用で浴衣帯ともいう
まとめ
小袋帯は、半幅帯の一種ということでした。
小袋帯は、着物だけでなく浴衣にも使え、多様なアレンジ結びを楽しむことができます。
あなたも、この機会に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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