着付けで便利なアイテム マジックベルトをわかりやすく説明
マジックベルトとは
マジックベルトとは、着物を着る際に使う着付け小物の一つで、長襦袢や着物の上に締めて使います。
伊達締めのマジックテープタイプのものです。伊達締めは幅が約10cmの、帯の下に締めるもので、衿元や胸元を整え、着崩れを防ぐ役割があります。
マジックベルトは、ベルトの先にマジックテープの付いていて、一重巻きでマジックテープを留めるだけなので、簡単に装着ができます。
マジックベルトは、「和装ベルト」、「着物ベルト」という名前でも販売されていることもあります。
夏用として、夏着物や浴衣に使い良いメッシュ素材のマジックベルトもあります。メッシュ素材で伸縮性のあるものは、通気性が良く、締まり具合も調整しやすいため快適に過ごせます。

マジックベルトのメリット
マジックテープとなっている伊達締めは簡単に締めることができ、伸縮性もあります。着崩れを直すことも簡単にできます。そうしたことから、一人で着付けを始めた方におすすめです。
マジックベルトのデメリット
マジックテープの硬い部分が、着物の生地を傷つけてしまう怖れがあるので注意が必要です。そのため、着物を傷めないように、両面がパイル生地のマジックベルトもあります。
また長く使用をしてマジックテープが弱っていると、外れてしまって機能を果たさなくなってしまいます。その場合は新たに買い直すことをお勧めします。
よく、着物を着る方からすると、マジックベルトは締め付け感がなく、楽な反面、着崩れしやすいといった声もあります。着付けに慣れてきたら、伊達帯に挑戦してみてはいかがでしょうか。

#マジックベルトとは #マジックベルト

きものレンタリエ編集部では、着物用語の基礎や結婚式・お宮参り・七五三・成人式・卒業式・初節句などの情報などを着物知識豊富なメンバーが様々なコンテンツにて配信しております。
メールマガジン、Youtube、X(旧Twitter)、Instagram、LINE@でも情報を配信しております!
ぜひそちらもチェックしてみてください!!