うそつき襦袢とは?わかりやすく説明
うそつき襦袢とは?
うそつき襦袢とは、肌襦袢に半衿や袖が付いたものです。
そもそもうそつき襦袢の“うそつき”とは、着物を着る際の工程を省いたり、それっぽく見せることを言います。
着物を着る際に肌襦袢に衿や袖を付けることによって、長襦袢を省略できるため、着物を簡単に着用できるというわけです。
うそつき襦袢の種類とは?
うそつき襦袢には、上下に分かれる二部式や、半衿が付いているタイプ、また付いていないタイプ、スリップまたは肌着にうそつき衿とうそつき袖をつけるタイプなどさまざまな種類があります。
うそつき襦袢に使われる素材とは?
うそつき襦袢には、正絹(シルク)ではなく、綿やポリエステルが使われているものが多くなっています。
そのため、専門のお手入れは不要で、自宅の洗濯機でも洗えるのも嬉しいポイントです。
うそつき襦袢の役割と効果
うそつき襦袢は、基本的に1枚で肌着と襦袢の役割を果たしています。
そのため、1枚着るものが減るため「着付けが楽になる」「涼しく着用できる」という効果があります。
うそつき襦袢の注意点
うそつき襦袢は、うそつき衿の装着方法などが異なることから、他社製品との組み合わせができない場合もあります。
うそつき襦袢の着用がおすすめの方
●美しい衿元や着姿を簡単に実現したい方
●礼装用も普段着用と同じもので着まわしたい方
●着物上級者がしているような半衿・襦袢遊びを安く簡単に楽しみたい方
●汗や生理などから着物をきれいな状態でキープしたい方
まとめ
うそつき襦袢は、長襦袢を着ているように見せることができるアイテムでしたね。うそつき襦袢を活用することで、着付けの1工程を省略できるので、初心者の方や日常きものをもっと簡単に楽しむことができます。
この機会にぜひ、うそつき襦袢を取り入れて、より一層着物ライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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