「七五三の持ち物」完全ガイド!当日までに準備が必要なものをすべて紹介
七五三の持ち物は前日までに揃えて置くことが大切です。
七五三の持ち物の中には、神社や写真スタジオ、レストランで必要なものだけでなく、美容室に持参する晴れ着一式なども含まれるため、忘れ物がないように入念に準備すること、すべてが揃っているのかを前日までにしっかりと確認することが必要です。
七五三当日の流れや準備の仕方に沿って、着実に持ち物を準備することで、七五三当日は心置きなく楽しむことができます。

七五三当日の流れを把握して持ち物を準備

七五三当日、何を行うのかがわかれば、何が必要なのかが具体的に見えてきます。
七五三の当日の流れとしては、着付け・ヘアセット、神社での参拝(ご祈祷)、記念写真の撮影、食事会が一般的です。
一番最初に行うことは、美容室での晴れ着の着付けとヘアセットです。
お子さんにママやパパが晴れ着を着せるのであれば、美容室ではなく自宅で行ってもOK。
仕度が出来たら、神社やお寺で七五三のご祈祷を受けます。
ご祈祷をお願いするのが一般的ですが、拝礼するだけでも問題はありません。
記念写真の撮影は写真スタジオで撮るのが一般的ですが、出張カメラマンをお願いして神社などで撮影するという選択肢もあります。
写真スタジオであれば当日の天候を気にせず撮影してもらうことができますし、出張撮影であれば美しい神社や本殿や紅葉などを背景にした、自然な写真を撮影することができます。
参拝や撮影の後は、レストランや料亭などでお祝いの会食をするケースが多いようです。
また、ケータリングや仕出し弁当を利用して、自宅でお祝いをするご家庭も増えています。
七五三当日までに準備すること
七五三当日に行うこととその流れがわかったなら、次は、どう準備していくかを紹介します。
日程を決める
七五三のお祝いをいつ行うのかを決めます。
両家の祖父母なども招いて七五三のお祝いを行うのであれば、早めに参加する人のスケジュール調整をすることが大切です。
それぞれの希望や都合の良い日を確認して、七五三を祝う日を決めましょう。
参拝先を決める
どこの神社(またはお寺)でご祈祷を受けるかを決めます。
七五三のご祈祷は予約が必要な場合があるため、神社の公式サイトや電話で事前に確認して、予約が必要なら予約を取りましょう。
ご祈祷料の金額や、車で移動するなら駐車場はあるのか、当日の混雑状況などもリサーチしておくといいでしょう。
晴れ着を用意する
晴れ着をレンタルするのか、購入するのかを決めます。
七五三シーズンは人気の高い晴れ着の争奪戦となるため、レンタルする予定なら、早めに
予約をすることが大切です。
七五三の晴れ着は肩上げや腰上げが必要になりますが、レンタルの場合、ほとんどが肩上げ済みです。しかし、購入する場合にはサイズに合わせて肩上げや腰上げが必要になるため、早めにお願いしましょう。
着付け・ヘアセットの予約
着付けやヘアセットを誰にしてもらうのかを決めましょう。
美容室や着付師さんにお願いするのなら、早めの予約が必要です。ママや祖母など家族が自宅で行うのであれば、美容室は必要ありませんが、事前に着付けの練習をしておくことをオススメします。
撮影スタジオを予約する
参拝予定の神社の近くにある写真スタジオを選ぶと移動がスムーズです。
最近の撮影プランには、晴れ着のレンタルと着付けやヘアセットが含まれるもの、スタジオ撮影と出張撮影の両方をお願いできるものなど、さまざまなプランがあるので、しっかり内容を確認して、自分たちの七五三にふさわしいプランを選びましょう。
会食場所を決める
慣れない晴れ着で疲れているお子さんや、高齢の祖父母のことを考慮して、自宅または神社に近いレストランや料亭を予約するといいでしょう。
お子さんが3歳の場合や、それより小さい下のお子さんを連れた七五三の場合は、家族みんながリラックスして過ごせる自宅での食事会もオススメです。その場合には、ケータリングや仕出しなどの情報を収集して、事前に予約することが必要になります。
参加者に詳細を連絡
祖父母が参加する場合は決まり次第、ご祈祷・撮影・会食の日時や、当日の流れなどの詳細を伝えることが大切です。
お子さんやママ・パパが当日どんな服装なのかも伝えておくと、祖父母も服装を選びやすくなります。主役であるお子さんの晴れ着よりも格上にならない服装を選ぶこと、全体的に統一感が出ることを配慮した服装になるよう、事前に相談しておくといいでしょう。

七五三の持ち物には晴れ着一式も

七五三の持ち物というと、神社や写真撮影、会食時などに必要なものと考えがちですが、実はそれだけではありません。
それ以前に、美容室に持参しなければならない大切なものがあります。
それが、お子さんの晴れ着一式です。
3歳、5歳、7歳と、それぞれにふさわしい着物や小物、着付け用のアイテムなど、一式を揃えて、美容室に持って行かなければなりません。
自分たちで着付けるため美容室は利用しない場合や、前日までに美容室に届ける時間がある場合には、七五三当日に持参しなくても済みますが、そうでない場合には、晴れ着一式も当日の持ち物に含まれることになります。
美容室の許可が取れれば、きものレンタリエのように直接、晴れ着一式を美容室に送ることができる場合もありますが、レンタルではなく購入したものや、レンタルでもまずは内容を確認したい、草履などを事前にお子さんに履かせて予行練習したい場合などには、やはり一旦、自宅に届けてもらい、七五三当日に美容室に持ち込む形がよいでしょう。

七五三で美容室へ持ち込む物とは
七五三の晴れ着を着付けてもらうには、着付けのできる美容室にお願いするのが一般的です。ヘアセットもお願いできるため、ハレの日にふさわしいステキな姿に仕上がります。
最近は写真スタジオなどで着付けやヘアセットをやってもらえるプランもあるため、そちらを利用する方法もあるでしょう。
そのためには、前述した通り自宅から着物や和装小物、着付けに必要なもの一式を美容室やスタジオに持参しなければなりません。
では、どんな物を持って行けばいいのでしょうか。
年齢別に晴れ着に必要なアイテムをすべて紹介するので、買い忘れや忘れ物がないように準備しましょう。
3歳女の子・男の子の「被布スタイル」に必要な物
3歳の七五三では、女の子も男の子も着物の上に「被布」と呼ばれるベスト型のコートを着るのが一般的です。
これは3歳にしか着ることのない、お子さんのかわいらしさやあどけなさが際立つスタイルですから、ぜひ着せてあげることをオススメします。
【3歳の七五三に必要な持ち物】
・着物
・被布コート
・半衿付き長襦袢
・肌襦袢または肌着
・腰ひも(3本)
・足袋
・草履
・巾着
・髪飾り
絶対に必要というわけではありませんが、3歳の女の子をさらに可愛く魅せるには
・へこ帯
・伊達衿
・伊達衿ピン
被布の下からチラッと見えるへこ帯や、胸元を飾るための伊達衿などの小物を用意しておいてもいいでしょう。伊達衿は被布セットにもともと縫い付けられている場合もあるので、お手持ちの被布や、レンタル、購入予定の被布の襟元をチェックしておきましょう。
3歳・5歳男の子の「羽織袴スタイル」に必要な物
5歳の男の子の七五三といえば羽織袴スタイルが定番です。
3歳の七五三では男の子も被布スタイルが増えていますが、羽織袴を着用することもできますし、地域やご家庭によっては3歳でも羽織袴スタイルという場合もあるでしょう。
羽織袴を着る場合の持ち物は被布のときとは異なり、白扇や懐剣、魔除けのお守りなどの装飾品が必要になりますので、見落とさないようにしっかりと確認しましょう。
【5歳の七五三に必要な持ち物】
・着物(中着)
・羽織と羽織ひも
・袴
・角帯
・長襦袢
・肌襦袢または肌着
・腰ひも(4本~5本)
・サスペンダー
・扇子(白扇)
・懐剣
・お守り
・草履
7歳の女の子の「大人着物スタイル」に必要な物
7歳の女の子の場合、大人の女性同様、着物に帯を締めるスタイルとなります。そのため、大人の着物の着付けとほとんど同じ物が必要になります。
最近は帯結びをしなくて済むようにあらかじめ帯結びを形作ったものもありますが、きちんと帯を手結びする場合には帯枕や三重紐なども必要になるので気をつけて。
また、志古貴(しごき)、箱迫(はこせこ)、びらかん、扇子といった7歳の七五三特有の装飾品も忘れないようにしましょう。
【7歳の七五三に必要な持ち物】
・四つ身の着物
・帯または作り帯
・半衿付き長襦袢
・志古貴(しごき)
・帯揚げ
・帯締め
・帯板
・肌襦袢または肌着
・腰ひも3~4本
・伊達締め
・子ども用帯枕 ※作り帯なら不要
・三重紐 ※作り帯なら不要
・薄手のタオル(2枚~3枚)
・箱迫
・びらかん
・扇子
・バッグ
・草履
七五三当日に必要な持ち物一覧
七五三当日は一日中、小さなお子さんを連れて外出することになります。
そのため、さまざまな場面を想定して持ち物の準備をする必要があります。
七五三の必需品から、あると便利な持ち物まで、七五三当日に持参したい持ち物をまとめて紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
初穂料
初穂料とは、神社でご祈祷を受けるときに納めるお金のこと。
5,000円~1万円程度が相場といわれていますが、神社によっては金額が決まっていることもあるので、予め確認しておきましょう。
初穂料は紅白・蝶結びの水引が付いたのは袋に入れて渡すのがマナー。のし袋がない場合には、白封筒でもいいでしょう。
表書きの上部には「初穂料」または「御初穂料」と、下部にはお子さんのフルネームを記載します。お寺に納める場合は初穂料ではなく「御祈祷料」や「御布施」と書きます。
中袋の表側には金額を、裏側には住所とお子さんのフルネームを記します。当日になって慌てることのないように、事前に準備しておくことが大切です。
履き慣れた靴と靴下
履き慣れない草履で動き回ると、足が疲れたり靴擦れや鼻緒擦れを起こしたりと、足の痛みが出ることも。移動時には履き替えられるよう、お子さんがいつも履いている靴と靴下は必ず持っていきましょう。
靴擦れや鼻緒擦れが心配な場合には、事前に鼻緒が当たる部分やかかとなどに絆創膏を貼っておくこと、また、絆創膏を持参しておくと安心です。
着替え
草履と同じで、慣れない着物姿で一日中過ごすのはお子さんにとって大変です。
ご祈祷や記念撮影が終わったら、すぐに着替えられるよう着替えも持参しましょう。
食事会の前に着替えれば食べこぼしなどで晴れ着を汚す心配もありませんし、お子さんもリラックスして食事が楽しめます。
タオル
晴れ着のまま水分補給をしたり、食事をする場合する場合には、大判のタオルを胸元にかけることで晴れ着が汚れるのを防ぐことができます。
参拝するときに手水舎で手や口を清める際、着物に水をこぼさないようにハンドタオルも数枚準備しておくことをオススメします。
防寒グッズ
七五三シーズンの10月下旬から11月にかけては、急に冷え込む日が増えていきます。
ストールやブランケットを持参して、寒いときにはお子さんに掛けてあげるといいでしょう。寒さが厳しい日には、保温性の高い肌着を着せる、厚手のレギンスを履かせるなどの寒さ対策も必要です。念のため、使い捨てカイロを持っていくのもオススメです。
雨具
雨が心配な場合はお子さんにはレインコート、ママ・パパ用には折り畳みの傘を持参しましょう。雨が強く降りそうな場合には、お子さんには移動時に長靴を履いてもらうのも賢い方法です。洗濯ばさみやクリップなどを使って裾や袖を留めれば、濡れた地面に晴れ着を引きずってしまうのを防げます。
撮影グッズ
神社や食事会の様子を写真に残したい場合には、撮影グッズも忘れずに準備しましょう。スマホやデジカメに加えて、自撮り棒やセルカレンズなどがあると便利です。
ただし、自撮り棒の使用が禁止されている神社やお寺もあるため、撮影前に必ず確認を取りましょう。
また、自分たちで撮影するとついつい撮り過ぎてしまうため、予備のバッテリーやメモリーカードも持参しておくと安心です。
飲み物・おやつ
飲み物はこぼしにくいストロー付きの水筒に入れて。おやつは個包装してある一口で食べられて、手がベタベタにならないものを持参しましょう。
お子さんの好きな飲み物やおやつがあれば、機嫌が悪いときや疲れているときも乗り切ることができます。
その他あると助かる持ち物
・ヘアピン
・洗濯ばさみ、クリップ
・ウェットティッシュ
・ビニール袋
・折り畳める大きめのバッグ
ヘアピンを用意しておくと、髪型が崩れてしまったときに手軽に直すことができます。
洗濯ばさみやクリップがあれば、お手洗いに行くときや雨天の場合には裾や袖を留めて、晴れ着が地面に着いてしまうのを防ぐことが可能に。
ウェットティッシュはお子さんがおやつを食べるときや、ちょっとした汚れを拭き取りたいときに欠かせません。
ビニール袋が何枚かあると、そんな汚れを拭き取ったあとのティッシュやタオルなどの汚れものや、履き替えた草履や足袋を入れておくのに役立ちます。
折り畳める大きめのバッグを持参しておくと、ご祈祷後にいただいた記念品を入れたり、脱いだ晴れ着や防寒具をしまうこともできるので便利です。
七五三の持ち物への疑問にお答えします!
ここでは七五三の持ち物や持ち運ぶ方法、晴れ着に必要なアイテムなどについての疑問にお答えします。
持ち物が多すぎて忘れ物をしそう。どうすればいい?
チェックリストを作ったので、下記のリストをチェックしながら準費することをオススメします。
□初穂料
□履きなれた靴と靴下
□着替え
□レギンス(寒さ対策)
□大判ストールまたはブランケット(寒さ対策)
□洗濯バサミやクリップ
□ハンドタオル
□大判タオル
□ウェットティッシュ
□飲み物とストロー
□おやつ
□ヘアピン
□口紅(女の子の場合)
□ビニール袋
□大きめの折り畳みバッグ
□カメラやビデオ(家族で撮影する場合)
晴れ着に必要な物はレンタルすればすべて揃うの?
きものレンタリエの場合、直接肌の上に着る肌襦袢や肌着、補正用のタオルなどをのぞけば、七五三の晴れ着セットをレンタルしていただくだけで、着物、帯、装飾品から着付け用の小物まで、すべてが一式揃います。
しかし、ショップによっては揃っていない場合もあるため、申し込む前に何がレンタルできるのかを必ずチェックしておくことが必要です。
足りない物はオプションを利用してレンタルできるかを確認。それも無理なら、足りない物は自分で購入することになります。
七五三の晴れ着は何に入れて運べばいい?
着物専用の持ち運びバッグやキャスター付きのキャリーバッグなどを利用するといいでしょう。
風呂敷を活用するのもひとつの方法です。着物や帯などを風呂敷に包むだけで簡単に持ち運びが可能になります。雨の日には着物一式をビニールに包んでから、風呂敷で包みましょう。
七五三の晴れ着を持ち運ばずに済む方法はある?
例えば、きものレンタリエのように美容室や写真スタジオなど、ご指定された場所へ直接晴れ着一式をお届けするショップも多いようです。
ただし、事前に美容室や写真スタジオの許可が出ていることが前提となります。
口紅やヘアワックスも持参したほうがいいの?
7歳の女の子の場合、ヘアセットと併せてメイクをしてもらうケースが多く、水分補給やおやつを食べてる間にどんどん口紅落ちてしまうことになりがちです。写真撮影する前の化粧直し用に口紅を持参しておくといいでしょう。ヘアスタイルを整えるためには、着物にかかる可能性が高いヘアスプレーよりも、ヘアワックスで対応を。
なぜ5歳の男の子の晴れ着にはサスペンダーが必要?
幼児期の男の子の体型は凹凸が少なく、大人のように帯で袴をしっかりと固定するのが難しいうえ、この年齢の男の子は活発に動き回る傾向があり、どうしても袴がずれ落ちやすくなります。
しかし、サスペンダーを使用することで着崩れを防ぐことが可能になるため、お子さん自身も快適に過ごせるようになります。
まとめ
小さいお子さんを連れて一日中外出する七五三では、さまざまな場面を想定しながら、それに対応できる持ち物を準備することが求められます。
七五三当日になって慌てることのないように、晴れ着に必要な物も含め、早めに準備しておくことが大切です。

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