【七五三の着付け/動画付】自宅で自分で着付け 五歳男の子の羽織袴
七五三は凛々しい晴れ着姿で迎えさせてあげたい!五歳の男の子のママなら誰でも思うことではないでしょうか。 問題は着付けですよね。とくに男の子の場合、袴を履かせることもあり、普段馴染みがないため躊躇しているご家族も多いようですが、着付け方さえわかれば決して難しいことではありません。 この記事では「七五三の着付け 五歳の男の子編」と銘打って、詳しい着付け方を紹介しますので、お子さんのためにもチャレンジしてみましょう。
- 1. 七五三の着付けをするのに必要なもの!五歳の男の子の場合
- 2. 七五三の晴れ着を着付ける前にすませておくこととは?
- 3. 七五三の着付け 五歳の男の子編
- 3.1. 着付け動画 七五三の着付け 五歳の男の子
- 3.2. 【体型の補正】※省略可能
- 3.3. 長襦袢を着せる
- 3.4. 着物を着せる
- 3.5. 袴を履かせる
- 3.5.1. 袴の上側に帯が1cmほど見えるように袴の紐を結びます。
- 3.5.2. 帯の結び目に袴の紐を交差させます。
- 3.5.3. 紐を脇でもう一度交差させて、後ろにまわし帯の下で結びます。
- 3.5.4. 袴の後ろ部分を背中に付けます。腰板についているヘラを帯に差し込みます。(ヘラがいていない場合は、帯の上にのせて次へ)
- 3.5.5. 袴の腰板を帯にのせ、後ろの紐を前にまわします。まわした紐にお守りを通します。
- 3.5.6. 次に紐を前で交差させます。着付けた人の右側の紐が上に来るようにします。交差した上側の紐を下からくぐらせます。
- 3.5.7. 反対側の紐を7cmに折りたたみます。そこに上の紐を巻き付けていきます。
- 3.5.8. 最後に巻き付けのときに形が十字になるように調整したら、袴の着付けは完成です。
- 3.6. 袴にサスペンダーをつけます
- 3.7. 袴の紐に懐剣を差し込みます。
- 3.8. 羽織を着せる
- 3.9. 羽織紐をつける
- 3.10. 草履を履かせて、最後に扇子(末広)を懐剣の隣に挟みます。
- 4. まとめ
七五三の着付けをするのに必要なもの!五歳の男の子の場合
着付けを始める前に、まずは必要なものが準備できているかをチェックしましょう。
□着物(肩上げ済)
□羽織(肩上げ済)
□袴(紐下のサイズの長さが適切なもの)
□半衿付き長襦袢(肩上げ済)
□角帯
□腰ひも
□サスペンダー(サスペンダーは着崩れ防止でつけているので、必須ではありません)
□足袋
□羽織紐
□草履
□お守り
□懐剣
□扇子
□必要に応じて補正用のフェイスタオル
□あれば便利 洗濯バサミ(着付けの時、衿を一時固定するのにあると便利です)




七五三の晴れ着を着付ける前にすませておくこととは?
着付けを始める前に、次のことを先に済ませておきましょう。
●着慣れているアンダーウエアを着せてあげましょう。
肌襦袢でなくても大丈夫。できればVネックが深いシャツか、U首のシャツを。
●足袋も履かせておきます。
●着付けが出来たらすぐに出かけられるように、髪型は着付けの前に整えてあげましょう。
●トイレは必ずすませておきましょう。
七五三の着付け 五歳の男の子編
着付け動画 七五三の着付け 五歳の男の子
【体型の補正】※省略可能
ハンドタオル(色付きのものでもOK)を巻いてお腹まわりの補正をします。


長襦袢を着せる
長襦袢は左側が前に来るように合わせます。(着せる人から見て、右側を前に着せます。)

子どもに長襦袢を手で押さえてもらいます。難しければ腰ひもで結んで固定してもOK。

着物を着せる
長襦袢と同じように左側が前に来るように着物を着せます。

着物と襦袢を整えます。
襦袢の袖が着物の袖にきれいに収まるように気をつけます。
後ろ側を着物用クリップまたは洗濯ばさみで固定するとラクです。

長襦袢の衿は1cmほど着物から出します。この時、長襦袢の衿をあまりきつくしないように気をつけて。

腰ひもで固定。腰ひもでしばった部分の着物のシワを伸ばします。


角帯を巻きます。手先を30cmほど残して胴に二巻きします。

帯を手先が上になるようにひと結びします。

たれを約15cmで内側にたたみ、それを背中にセット。そこに手先を巻き付けます。



余った手先は帯の間に入れます。


帯の形を整えれば帯結びは完成です。

袴を履かせる

袴の上側に帯が1cmほど見えるように袴の紐を結びます。

帯の結び目に袴の紐を交差させます。

紐を脇でもう一度交差させて、後ろにまわし帯の下で結びます。




袴の後ろ部分を背中に付けます。腰板についているヘラを帯に差し込みます。(ヘラがいていない場合は、帯の上にのせて次へ)


袴の腰板を帯にのせ、後ろの紐を前にまわします。まわした紐にお守りを通します。



次に紐を前で交差させます。着付けた人の右側の紐が上に来るようにします。交差した上側の紐を下からくぐらせます。



反対側の紐を7cmに折りたたみます。そこに上の紐を巻き付けていきます。


最後に巻き付けのときに形が十字になるように調整したら、袴の着付けは完成です。

袴にサスペンダーをつけます
次に袴のずれ落ち防止のために、袴にサスペンダーをつけます。帯につけてしまわないように気をつけて。


袴の紐に懐剣を差し込みます。

羽織を着せる

羽織紐をつける
羽織の衿口の輪につけます


草履を履かせて、最後に扇子(末広)を懐剣の隣に挟みます。


まとめ
いかがでしたか?
「七五三の着付け 五歳の男の子編」の順番通りに、落ち着いて丁寧に着付けていけば、凛々しい晴れ着姿の男の子が出来上がります。
ママの手で子どもの晴れ姿を作り上げることが出来たと思えば、七五三を迎える喜びも一入ではないでしょうか。
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