お宮参りの参加者は?誰が抱っこする?しきたりやマナー、祖父母や兄弟姉妹を招く場合などわかりやすく解説
お宮参りの参加者はパパママだけ、祖父母もお宮参りの参加するもの。など、人によって意見が違うため悩んでしまう方も多いようです。
そこで、すでにお宮参りを経験した方たちはどうしたのか、なぜその参加者になったのかをまとめてみました。ぜひ参考にして、自分たちらしいお宮参りにしてくださいね。
お宮参りに参加する人とは?
お宮参りは元来、赤ちゃんが無事に生後約1か月を迎えたことを産土神様に感謝し、赤ちゃんと赤ちゃんの父親、父方の祖母で神社に参拝するものでした。
このとき、出産したばかりの母親は出血で穢れた状態だと考えられていたため、お宮参りには参加できず、祖母が赤ちゃんを抱っこして参拝するのが慣わしともいわれています。
しかし現在では、昔のしきたりにはこだわらず、ママがお宮参りに参加するのが当然の時代。
いつ、誰と、どこでお宮参りをするのかをママパパが自由に決められるため、却って、誰に参加してもらえばいいのだろう、自分たちだけでもいいのかと悩んでしまうようです。
お宮参りの参加者はどう決めた?
そこで、経験者の皆さんが実際にはどう参加者を決めたのかを見ていきましょう。
赤ちゃんとパパママだけで行った
いまでは当たり前になりつつある、赤ちゃんとパパ、ママだけで、お宮参りに行くケースですが、どんな場合が考えられるのでしょうか。
祖父母が遠方に暮らしていたり、体調の問題などがあり、お宮参りのために足を運んでもらうのが難しい場合。
また、最近はコロナウイルスへの感染予防のため、祖父母には参加を控えてもらい、赤ちゃんとパパ、ママだけで簡単に済ませたという方も増えています。
祖父母を招くとなると参拝のあとに食事会を用意するなど、準備も費用も大変なため、無理せず自分たちだけでお祝いをしたという方もいるようです。
祖父母にも参加してもらった
この場合は、現在は父方だけでなく、母方の祖父母にも声をかけ、両家揃ってお宮参りに行くケースがほとんどです。
子どものお祝い事ですから、祖父母にもぜひ祝ってほしいと思い、躊躇なく参加をお願いしたという方が多いよう。
お宮参りは両家の親族が集まる良い機会にもなるので、声をかけたという方もいるようです。
その一方で、お宮参りは自分たちだけでと思っていたら、父方の祖父が伝統を重んじる人だとわかり、慌てて参加してもらうことにしたというケース。
同じように、父方の祖母が昔の風習通り、自分が赤ちゃんを抱っこして参拝するのを楽しみにしていたので、お宮参りに参加してもらったという話も。
兄弟姉妹にも参加してもらった
数は少なくなりましたが、両家の祖父母だけでなく、パパやママの兄弟姉妹にも参加してもらったというケースがあるようです。
兄弟・姉妹と同居しているため、声をかけて一緒にお祝いしてもらったという方。
先に甥っ子や姪っ子のお宮参りに招かれて、一緒に参拝や記念撮影にも加わったので、こちらも招いたという方が多いようです。
親戚には食事会に参加してもらった方も
地方の場合、近くに住んでいる親戚が大勢いるため、お祝い事のときには必ず声をかけて、みんなでお祝いをするという家もあるようです。
そのため、食事会には親戚にも参加してもらい、大勢でお祝いしたという方も。
こういう風習に馴染みのない方は驚かれるかもしれませんが、赤ちゃんの誕生と無事に成長している姿を祝ってくれる人が大勢いるというのは、うれしいものではないでしょうか。
お宮参りの参加者を決めるための注意点
お宮参りの参加者を決めるにあたって、何より大切なのは、両家の祖父母に相談することです。
祖父母の中にはしきたりを重視される方もいるでしょうし、その家独自の祝い方があって、それを少しでも反映してほしいという想いもあるでしょう。
前述した通り、中には孫を抱っこして参拝することを、楽しみにしているおばあちゃんだっているかもしれません。
兄弟・姉妹に声をかける場合や、食事会には親戚を呼んだほうがよいかなども、まずは祖父母の意見を聞き、自分たちの出来る範囲で行うといいでしょう。
このとき、無理はしないことが大切です。
予算や手間など、そこまでできないと思ったら、そのこともしっかり伝えること。どうしてもという場合には、祖父母に協力を仰いでみるのもひとつの方法です。
また、お宮参りは自分たちだけでと考えているなら、その旨と、なぜそうしたいのかを、事前に祖父母に報告することをお忘れなく。
まとめ
お宮参りの参加者は、赤ちゃんとママ、パパだけでという考え方が多くなっていますが、祖父母にとっても大事な孫のお祝い事です。
自分たちだけで準備を進めてしまう前に、両家の祖父母にも相談して、参加してもらえるのなら一緒に赤ちゃんの誕生と成長をお祝いしてもらうのも、ステキなことではないでしょうか。
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