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浴衣レンタルを宅配で利用するメリットとは?注意点と上手な選び方

浴衣

浴衣を着て花火大会を眺める女性

浴衣のレンタルはいまや宅配が主流。
手軽に利用できて希望の場所に届くため、浴衣のレンタルなら宅配してくれるショップにお願いしたいと思う方が増えています。
そんな浴衣の宅配レンタルのメリットと、利用する時の注意点、浴衣の上手な選び方なども併せて紹介します。

ネット宅配浴衣レンタル

浴衣は購入するよりレンタルが主流に

夏のイベントには欠かせないファッションアイテムとなっている浴衣。
着用するのは年に1~2回ということもあり、お気に入りの浴衣を何年も大切に着ている方が多いのではないでしょうか。

10代の頃の可愛い浴衣が似合わなくなった、さすがに何年も着ていて飽きてきた、ママになったからシックな色柄のものにしたいなど、新しい浴衣にしたいという声は毎年耳にします。
しかし、年に1回、多くて2~3回しか着ない浴衣を新調するのはもったいないと、実際には二の足を踏んでしまい、購入を見送る方が多いようです。

そんな中、注目を集め始めたのが浴衣のレンタルです。

浴衣のレンタルといえば、温泉旅館や観光地などで貸し出してもらうものというイメージかもしれませんが、最近はネットで選んだ浴衣を自宅や希望の場所に届けてくれる浴衣の宅配レンタルが増えたこともあり、人気を集めています。

浴衣を宅配レンタルするメリットとは

では、そんな浴衣の宅配レンタルが人気を集めている理由はどこにあるのでしょうか。

イベント毎に違う浴衣が楽しめる

浴衣レンタルの魅力は、なんといっても手軽に気に入った浴衣を借りられること。イベントごとに違う浴衣を楽しむことができるから、おしゃれの幅が広がります。

しかも、多彩な色や柄、高級素材やブランド浴衣など、多種多様な浴衣を着ることも可能に。

手持ちの浴衣をうまく着まわせない、新調する場合はどうしても無難なデザインになってしまうなど、そんな悩みもレンタルを利用することで解消できます。

その時の自分に似合う浴衣や、一度は着てみたかったモダンな浴衣など、気兼ねなくチャレンジできますから、浴衣を着ること自体がとても楽しく感じられます。

着付け用の小物など必要な物が一式揃う

浴衣を購入する場合は、浴衣と帯のセットや、浴衣・帯・下駄の3点セットなどが一般的ですが、着付けに必要も小物は別途、揃えなければいけません。

しかしレンタルの場合、腰ひもや帯板、伊達締めなどの着付けに必要な小物や、浴衣用スリップなどの肌着がセットになっているショップも多く、自分で着付け用の小物を揃える手間が省けます。

着た後にお手入れや保管の心配がない

浴衣を購入する場合、クリーニングや保管などのメンテナンスも大変ですし、それなりの費用もかかります。

浴衣は自宅で洗濯できる場合もありますが、縮んでしまう可能性があるうえ、アイロンがけが難しく、やはりクリーニングに出したほうが安心です。

また、保管するときには通気性のよいたとう紙に包んだり、収納ケースに入れる場合には防虫剤が必要になるなど、きれいな状態で保管するための工夫が必要になります。
レンタルならば、そんな手間や費用が掛からないのも大きなメリットといえるでしょう。

高級素材やブランド浴衣もレンタルできる

最近はお手頃価格の浴衣と帯のセットをよく見かけますが、購入してみたら生地が薄くてガッカリという声をときおり耳にします。

浴衣の場合、生地が薄いと中のインナーが透けて見えたり、インナーの輪郭が浮き出てしまうことも。そんなチープ感が漂う浴衣は避けたいもの。
しかし、質の良い浴衣を購入するとなると、当然ながら価格も高くなってしまいます。

そんなときこそ活躍してくれるのがレンタルの浴衣です。
最近は、高級素材を使用した浴衣や人気ブランドの浴衣など、上質な浴衣がお手頃価格で借りられるネットショップが増えています。

値段の安さにつられて購入する前に、ぜひ、レンタルショップの浴衣をチェックしてみることをオススメします。

美容院やホテルなどにも届けてくれる

宅配レンタルのもっとも大きな魅力は、ショップに出かけることなく、パソコンやスマートフォン上で選んだ浴衣がそのまま自宅に届けられること。

また、着付けをお願いしている美容院や、旅先のホテルなどにも届けてくれるショップもあるので、浴衣を持ち運びたくない方にも便利です。

ただし、どちらの許可もとらずに、浴衣を宅配してもらうのはNG。
レンタルショップには美容院やホテルなどでも届けてもらえるか事前に確認を。
併せて、美容院やホテルなどの宿泊先にも、直接、浴衣を送ってもらって大丈夫か事前に確認しておきましょう。

浴衣をレンタルする場合の注意点4つ

では、実際に浴衣をレンタルする場合、どんなことに注意すればよいのでしょうか。

TPOに合わせてショップを選ぶ

宅配レンタルだけでなく、実際の浴衣を直接選べるショップや、浴衣体験ができる観光地のショップなどもあり、TPOに合わせて、どこでレンタルするかを選んだほうがいいでしょう。

観光や街歩きの場合

例えば、京都や浅草などの和服が似合う観光地では、着物や浴衣体験できるショップがあり、その場で選んだ浴衣を着付けてもらったら、そのまま観光に出かけることができます。

ホテルなどの宿泊先にわざわざ浴衣を宅配してもらうよりも、手軽に着用できて、返却もスムーズです。

また、温泉旅館などでもおしゃれな浴衣を貸し出してくれるところが増えています。
温泉街をそぞろ歩いたり、友人と浴衣で映え写真を撮影したい時には、旅館のおしゃれ浴衣でも十分楽しめるのではないでしょうか。

地元の花火大会や夏祭りの場合

地元の花火大会や夏祭りなど、自宅からお出かけするのであれば、宅配レンタルがオススメです。

着付けも動画を見てチャレンジする方が多く、帯に関してはすでにさまざまな形に結ばれている結び帯がセットになっているものもあるので、それらを上手に利用するといいでしょう。

着付けをお願いしたい場合  

浴衣を着るのが初めてだったり、自分の着付けでは心配という方は、着付けをしてもらえるレンタルショップを見つけてみるのもひとつの方法です。

着付けができる美容院なら浴衣の着付けもお願いできますが、着付けのできるレンタルショップなら着付け料が安くなったり、レンタル料金に含まれていることもあるので、お得に利用できます。

セットの中に着付け用の小物が入っているか

浴衣のセットは購入する場合、浴衣と帯、下駄の3点セットが一般的です。
レンタルの場合、これに帯紐や伊達締め、帯板や肌着などがセットになっているものも多いのですが、ショップによってセットの内容がかなり異なっています。

自分がレンタルする浴衣セットには何が含まれているのか、足りないものは何なのかを事前に確認。足りない物は自分で揃えなければなりませんから、事前にしっかり確認を。

着付けはどうするのかを予め決めておく

浴衣の場合、動画を見ながら自分で着付けに挑戦する方も多いようですが、本当にそれでいいのかしっかりと検討しましょう。

例えば、近所のお祭りに行くくらいなら自分の着付けでもかまいませんが、遠出するため長時間着用したり、友人やママ友とランチに行く場合など、浴衣といえどキレイに着て行きたい場合には、美容院でお願いした方がよい場合も。

当日近くになって、急に浴衣の着付けをお願いするのは難しいこともあるので、着付けのできる美容院などを調べて、予め予約を入れておきましょう。

 キャンセル料や汚した場合の補償金も確認を

レンタルできる日数、料金、キャンセルする場合や浴衣を汚してしまったなどのトラブルがあったときの補償金なども、事前にしっかりと確認しておきましょう。

宅配レンタルの場合、どういう形で届くのかを確認しておくことも忘れずに。

浴衣を選ぶときのポイントとは

浴衣にはこれを着なければいけないという決まりはありませんから、好きなものを着ても問題はありません。

でも、他の人はどんな浴衣を着ているのか、何をポイントに選んでいるかは気になりますよね。

そこで、年代別に人気の浴衣と、目的や場所に合った浴衣の選び方を紹介します。

年代別!人気の高い浴衣の色柄とは

年代によって人気の浴衣の傾向は異なります。
それぞれの年代で、どんな浴衣が人気なのかを紹介します。

10代はトレンドを取り入れた浴衣が人気

10代には可愛い浴衣が人気。白地や紺地にビタミンカラーの大きな花柄のキュートなデザインや、ピンクなどのパステルカラーに繊細な花柄などのフェミニンな浴衣を好む人が多いようです。

その一方で、大人っぽく見える浴衣をあえて選ぶケースも多く、黒地の浴衣は定番人気。

また、今年の浴衣は「清楚、レトロ、オトナ見え」が3大トレンド。レンタルだからこそ、イベントごとに流行りの浴衣を楽しんでみてはいかがでしょうか。

20代は個人の好みが大きく反映

20代になると「モード、シック、大人かわいい」など、洗練されたデザインのものが人気。
流行りより、自分に似合うものを選ぶ人も増えてくるようです。

浴衣の地色も定番色の白や紺に加えて、紫や水色などの涼し気で大人っぽい色味を選ぶ方が増えてきます。

総絞りや古典柄の浴衣に挑戦するなど、和装ならではの魅力を意識する方も見受けられます。

30代・40代は粋な着こなしを意識

30代・40代になると、日本人ならではの粋な着こなしを意識した浴衣が人気に。
渋い地色に古典柄やレトロな和柄、レトロモダンなどの浴衣をおしゃれに着こなす方が多いようです。

また、綿麻や綿紅梅などの透け感があって着心地も軽い、上質感がある素材の浴衣に注目する方も。
半衿をつけた長襦袢を着て夏着物のように装うことで、大人にふさわしいエレガントな装いになります。

場所別・目的別の浴衣の選び方とは

どんな場所にどんな目的で出かけるのかによって、浴衣の選び方は変わります。
浴衣の色柄だけでなく、浴衣の素材にも注目することが大切です。

夏祭りや花火大会ならカジュアルに

花火大会や夏祭りに着て行くのなら、綿100%の綿コーマの浴衣が最適です。

生地が丈夫で透けにくいから、屋外でのイベントなどにも気軽にTシャツ感覚で着て行くことができます。

普段は派手な服装はしない方でも、せっかくの夏のイベントですから、夜空の花火に負けないようなカラフルで、華やかなデザインのものを選ぶと気持ちも上がりそうですね。

ビアガーデンや納涼船なら軽くて涼しい素材を

ビアガーデンや納涼船など、夏ならではの楽しい場所にも浴衣で出かけたいものです。

そんな時には綿麻や綿紅梅の軽くて涼しくて、サラリとした素材の浴衣がオススメです。
屋外で涼しく過ごすことができますが、カジュアル過ぎない装いになるのが魅力です。

ランチやヌン活なら上品な浴衣を

友人とのランチやアフタヌーンティーなどを優雅に楽しむ場合には、上品なデザインの浴衣を選ぶのがポイント。

例えば、なめらかで光沢のあるポリエステルのものを。半衿付きの長襦袢を合わせて夏着物風にすると、洗練された装いになります。

最近のポリエステルは絹のような触感のものも多く、シワになりにくいのが魅力。暑い、蒸れるという弱点もありますが、冷房の効いた屋内で過ごすなら問題はありません。

高級レストランには絹紅梅の浴衣で

実は浴衣には絹紅梅という絹素材のものもあります。

絹の持つ高級感や上質感が魅力の浴衣は、綿素材よりも透け感があるため、半衿をつけた長襦袢と、帯揚げや三部紐を合わせて着物風に着こなすことで、夏のよそ行き着に。

夫婦や恋人と楽しむ高級レストランでのディナーなどに最適な装いになります。

浴衣がマナー違反の場所には夏の着物で対応を

浴衣はあくまでカジュアルな夏のお出かけ着。
そのため、フォーマルシーンでは着用できません。

また、どんなに高級な浴衣を着ていても、一流ホテルのメインダイニングなどではドレスコードで入れない可能性もあります。

例えば、ランチ会やディナーに誘われた場合には、どんな主旨で、どの程度の規模で、どこで行うのか、ドレスコードはあるのかなど、事前に調べておくことが大切です。

浴衣では参加できない集いなら、夏のフォーマルな装いに欠かせない絽の付け下げや訪問着をレンタルしてみるのもひとつの方法。

この際、夏着物にも挑戦してみてはいかがでしょうか。

まとめ

いまや着物だけでなく、浴衣もレンタルが主流になりつつあります。

自宅にいるだけで、浴衣姿に必要なものがセットで届けられるのですから、利用しないてはありません。

すでに浴衣の宅配レンタルを利用している方の中には、花火大会を観に訪れた旅先に浴衣を届けてもらうなど、上手に利用している方もいるようです。

まだ試したことがないという方は、今年の夏はぜひ、浴衣の宅配レンタルにチャレンジしてみませんか。

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