鳥襷(とりだすき)とは?わかりやすく説明

着物の豆知識#着物,#和装,#着物の柄

鳥襷

鳥襷(とりだすき)とは?

鳥襷とは、唐花(からばな)の周りに図案化された二羽の尾長鳥が相対し、斜めの格子状に連結させてある伝統的な有職文様のひとつです。「襷」は文様が斜めに連続する意匠のことです。
鳥襷は、奈良時代の裂(きれ)にも見られる格式高い文様です。主に公家の装束や着物の柄などに用いられていました。

鳥襷(とりだすき)文様の構成とその特徴

鳥襷

鳥襷文様は、上下左右に向きの異なる二羽の尾長鳥と、菱形や円を斜めに交差させる構成となっています。通常、菱形の中には花菱(はなびし)や小葵(こあおい)などのような花の文様が埋められることが一般的です。

鳥襷(とりだすき)文様の由来

鳥襷文様は、もともと奈良時代に完成した唐花飛鳥文様が形を変えたものです。正倉院宝物にもその原型が残っています。

鳥襷(とりだすき)文様の伝統的な意味

鳥が互いに向かい合うデザインから、「夫婦和合」や「夫婦円満」を象徴しています。また、悠々と空を羽ばたく姿から、繁栄を願う吉祥柄として親しまれています。

鳥襷(とりだすき)文様の主な用途

鳥襷

鳥襷文様は、平安時代の貴族が着用する指貫(さしぬき)の表地などに用いられていました。また、屏風の裏貼り紙の文様や茶道で用いられる「名物裂」としても珍重されています。さらに、現代においては結婚式や披露宴、お茶会、入学式・卒業式などのフォーマルな場で用いられています。

まとめ

鳥襷は、唐花の周りに二羽の尾長鳥が斜めの格子状に連結させてある有識文様のひとつでしたね。
非常に格式高い文様のため、袋帯や名古屋帯に織り出されることが多くなっています。結婚式や披露宴、お茶会、入学式・卒業式などのフォーマルな場にぴったりです。ぜひ、選択肢の一つに入れてみてはいかがでしょうか。

#鳥襷 #着物用語辞典

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