向い蝶(むかいちょう)とは?わかりやすく説明
向い蝶(むかいちょう)とは?

向い蝶とは、2頭の蝶が向き合い、羽根を広げている姿を図案化した日本の伝統的な文様および家紋のことです。向い蝶文様は、奈良時代から見られるようになり、平安末期ごろになると平氏一門がしばしば用いていたことから、平家の家紋としても知られています。
向い蝶文の持つ意味
蝶は、幼虫からさなぎになり、やがて美しく羽ばたく様子が不死再生をイメージさせることから、「華麗なる飛躍」「不死」「魂の再生」「成長」「変化」「発展」などの象徴とされ、縁起の良い吉祥文様として古より重宝されています。
向い蝶家紋としての由来
平家の代表紋である、揚羽蝶(あげはじょう)が変形した紋とされています。
平清盛(たいらのきよもり)の父である平貞盛(たいらのさだもり)が、朝廷から下賜(かし)された鎧にこの紋がついていたことから、平家一門の家紋として広まりました。
また、戦国時代の武将である大谷吉継(おおたによしつぐ)の家紋としても非常に有名です。
向い蝶文様の着物の着用シーズン
蝶は、春の生物とされているため、基本的には3月から5月の春に着用するのが最適です。ただし、意匠化された向い蝶の文様であれば、オールシーズン着用が可能です。
向い蝶文様の着物の着用シーン

向い蝶文様の着物は、縁起の良い意味を持っていることから、結婚式やパーティーなどの慶事の席、また成人式などのような晴れの日におすすめです。
まとめ
向い蝶が、日本の伝統的な文様、そして家紋のことでしたね。
おめでたい席での着用がおすすめですので、これから慶事を控えているという方はぜひ選択肢の一つにいかがでしょうか。
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