こどもの日(端午の節句)の祝い方・知っておきたいマナー
こどもの日(端午の節句)の祝い方とマナーのご紹介。
一生に一度しかない初節句だからこそ、前もって知っておきたいのが、こどもの日(端午の節句)の祝い方とマナーです。
こどもの日当日はどうやってお祝いすればいいの?実家から五月人形が届いた場合や、親戚からお祝いをいただいた場合はお返しが必要?など、お祝いをいただく人、お祝いを贈る人の両方が参考にできる、記事にまとめました。
男の子の初節句!こどもの日(端午の節句)のお祝いの仕方
赤ちゃんの健やかな成長を祝う初節句。
こどもの日当日(端午の節句)は祖父母など、近しい親族をお招きして祝い膳を振舞います。
祝い膳は出世魚のブリや“勝男”とかけたカツオなど、縁起の良い素材を使った料理がオススメです。
邪気払いのちまきや、子孫繁栄を願う柏餅なども用意しておきましょう。
男の子の初節句に贈るお祝いの相場とマナー
親戚がお祝いを贈る場合は5000円~1万円が相場です。
ご祝儀袋には「御祝い」「初節句御祝い」と記し、4月の中旬以降こどもの日当日までに送るのがマナー。
祖父母がお祝いとして贈る鯉のぼりや五月人形は、数千円から何百万と相場はあってないようなもの。
昔は母方の実家が贈るものでしたが、最近は父方・母方両方で折半する、住宅事情からお金で贈るなど、それぞれの家庭に合わせた形になっています。
何をどう贈るのかは前もって両家で相談して、飾り物を贈るならこどもの日の1カ月前までには着くように手配を。
こどもの日(端午の節句)へのお祝い返しのマナー
お祝い返しは食事会で十分ですが、内祝いを贈りたい場合や、お招きしたけれど来られなかった方には、いただいた金額の1/3程度の品物を5月中に送ります。
こどもの日の祝い方で、お祝い返しのマナーとしては、日持ちのするお菓子や縁起物の紅白餅、鰹節などに、のしは蝶結びの水引きに子どもの名前を記して、お礼状と赤ちゃんの写真を添えれば、感謝の気持ちがしっかり伝わるはずです。
まとめ
せっかくの初節句。難しく考えずに、赤ちゃんを囲んで両家が交流できる貴重な機会と考え、みんなで楽しみましょう。
周囲に対して礼を欠くことのないようにとの配慮も大切ですが、赤ちゃんが健やかに成長することが、何よりのお礼になるのではないでしょうか。

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