花喰鳥(はなくいどり)とは?わかりやすく説明

着物の豆知識#着物,#和装,#着物の柄

花喰鳥文様

花喰鳥(はなくいどり)とは?

花喰鳥とは、鳳凰(ほうおう)や鶴などのようなめでたい鳥である瑞鳥(ずいちょう)が花 や枝を加えている姿を表現した日本の伝統的な吉祥文様です。花喰鳥は、もともとペルシャが由来で、当初は真珠や帯をくわえた鳥でしたが、中国を経由して花をくわえる形に変化しました。正倉院の宝物などにしばしば見られる文様です。

花喰鳥のデザイン

花喰鳥文様

花喰鳥には、鳳凰や尾長鳥が宝相華(ほうそうげ)や松などの植物をくちばしに加えた姿が描かれています。

花喰鳥文様の意味

花喰鳥文様には、幸運や平和、健康、繁栄をもたらすという意味が込められています。

花喰鳥の主な用途

花喰鳥文様のあをによし

花喰鳥文様は、着物や帯に見られます。主に祝い事に使われる着物や帯、特に華やかな場面で好まれる文様です。また、漆器や鏡、包丁の柄、日本刀の鞘(さや)などの伝統工芸品にも見られます。このほか、近鉄の観光特急「あをによし」の車体や内装にも花喰鳥のエンブレムが使われています。

花喰鳥文様が使われる主な季節

花喰鳥文様は、通年着用可能ですが、なかでも鳥が花をくわえた姿は春を連想させることから、3月から4月頃の桜の季節に最も用いられることが多くなっています。

まとめ

花喰鳥は、日本の伝統的な吉祥文様です。そのデザインは、図柄自体に幸福や繁栄をもたらす願いが込められている、歴史的なシンボルと言えます。

#花喰鳥 #着物用語辞典

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