八寸帯とは?わかりやすく説明

着物の豆知識

八寸帯とは?

八寸帯は、八寸に織られた厚手の帯地で、帯芯を入れずにかがり仕立てで作られている帯のことです。八寸帯は、小紋や紬などのようなカジュアルな着物に用いられることの多い帯です。「袋名古屋帯」「かがり帯」とも呼ばれています。

八寸帯のサイズ

八寸帯は、仕立てられた状態のサイズは、長さが9尺5寸(約360㎝)、幅は8寸(約30㎝)です。

八寸帯の特長

八寸帯は、帯芯を入れずに仕立てられていることから、軽くて通気性が良いのが特長です。

八寸帯を用いる季節

八寸帯は軽くて通気性が良いという特性から、真夏以外の時期や単衣(ひとえ)の季節にも着用することができます。

八寸帯の用途

八寸帯は、基本的にカジュアルな柄であれば小紋や紬など、カジュアルな着物に使われます。
また、綴れ織りの帯で金糸などを用いた格調高いものもあり、留袖や訪問着などのフォーマル着物にも使うこともできます。

八寸帯の仕立て方

八寸帯には、「松葉仕立て」「総かがり仕立て」「トンネルかがり」などの仕立て方の種類があります。

〇松葉仕立て
八寸帯の定番の仕立ては、松葉仕立てです。松葉仕立てとは、手先を五寸(約18㎝)程度半分に折りかがり仕立てをする仕立て方です。胴に巻く前腹の部分は、折って好みに帯幅に調節して着付けることが可能です。

〇総かがり仕立て
総かがり仕立てとは、手先から胴に巻く前腹の部分をすべてかがり仕立てで仕立てる方法です。はじめから半分に仕立ててあることで着付けも簡単に行えます。

〇トンネルかがり
トンネルかがりは、たれ先から10㎝ほどをかがり、お太鼓部分は全てをかがらずにトンネル状にして仕立てる方法です。清涼な印象にしたい、絽・紗・麻などのような夏の帯に用いられることが多くなっています。

まとめ

八寸帯は、主に小紋や紬などのカジュアル着物に合わせる帯のことでしたね。同窓会やお食事会、お茶席や観劇など普段使いの装いとして八寸帯の着物コーデを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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