本振袖とは?わかりやすく説明

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黒い大振袖を着た女性

本振袖とは?

本振袖とは、袖丈(そでたけ)が104㎝~120㎝前後あり、くるぶしくらいまでの長さのある着物で大振袖とも呼ばれます。
本振袖は、五つ紋で絵羽(えば)模様のものが正式とされており、振袖の中でも最も格式が高く、結婚式で花嫁が着用することが主流でしたが、昨今では成人式にも着用されるようになりました。

本振袖と中振袖 小振袖の違いとは?

本振袖と中振袖、小振袖の最大の違いは、袖の長さです。

~袖の長さの違い~

本振袖:104㎝~120㎝前後(適正サイズを身につけた人の くるぶしあたりまでの長さ)
中振袖:100㎝前後(適正サイズを身につけた人の ふくらはぎあたりまでの長さ)
小振袖:60㎝~85㎝前後(適正サイズを身につけた人の ひざあたりまでの長さ)

~着用シーンの違い~

本振袖は、振袖の中でも最も格式が高く、次いで中振袖、小振袖という順になります。
本振袖が花嫁の婚礼衣装や成人式の着物として着用されるのに対し、中振袖は結婚式の参列者として着用することが多いです。また小振袖は、振袖の中では最もカジュアルで袴(はかま)やブーツとの相性も良いため、学生が卒業式で身につけることも多い振袖です。普段のお出かけやカジュアルなパーティーに身につけていくこともできます。

本振袖の袖の長さは調整できる?

本振袖を結婚式などで着用した後に、袖の長さを調節することで中振袖や小振袖として使うこともできます。
聞いたことがある方も多いかと思いますが、昔であれば、既婚者は振袖を着ないという風習があり、本振袖を使用した後に袖の長さを短く直し、留袖や訪問着として残しておくことが一般的でした。
ただ近年においては、本振袖をそのまま次世代に受け継ぐために、袖の長さをあえて短く直さないということもあるようです。
いずれにせよ、本振袖を長く使ってあげるために最良の選択をされることをおすすめします。

おわりに

本振袖は、最も格式が高く着用できるシーンも限られる振袖です。
間違ったシーンで着用して恥をかいてしまわないよう、適切な着用シーンについて知っておくようにしましょう。

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