観世水(かんぜみず)とは?わかりやすく説明
観世水(かんぜみず)とは?
観世水(かんぜみず)とは、水が渦巻いている様子を描いた格式高い流水文様の1つです。
観世水は、能楽の流派である「観世流」の観世太夫が定式文様として使用したことから由来しています。
また、江戸時代には琳派の画家「尾形光琳」も同様に観世水文様を用いていたと言われています。
観世水文様は、着物はもちろん謡曲の表紙・扇面・工芸品などにも用いられています。
観世水の着物を着るのに適した季節は?
観世水は、一般的に夏に着るのが涼しげで良いとされています。ただし、これは単独で観世水が描かれている場合であり、桜や紅葉などの季節感がある草花と共に描かれている場合には、その季節に合わせて着こなすのが良いでしょう。
また、四季の草花と一緒に観世水が描かれている着物は、通年着ることができますよ。
観世水模様の由来とは?
そもそも、「流れる水は腐らず」と言いますように、水は常に変化しながらさまざまな姿になります。せせらぎや大波、大河など…。
これに私たち人間も止まることのない未来永劫の理想の姿を重ね合わせてきました。
観世水は、無限の動きと時間の象徴とされ、 能楽の観世家が定紋に使ったことからこの名が付きました。
観世水は お宮参りの着物の柄に
観世水と一緒に描かれていることが多い着物の柄は?
お宮参りは、赤ちゃんが無事に生まれてきてくれたことを、生まれた土地の守護神である産土神(うぶすながみ)に報告し、これからの健やかな成長をお祈りする儀式ですね。
お宮参りの着物の柄として、観世水もおすすめの柄のひとつとされています。それは水が、全ての生命にとってかけがえのない大切なものだからです。
観世水の模様がお宮参りの着物として重宝されるのは、この模様に以下のような意味合いがあるとされているからです。
・困難や災厄をさらりと流す
・流れる水は腐らず常に清らか
・お浄めや火難除け
など…
観世水は、主役にならない模様かもれませんが、その着物が持つ印象を大きく左右する模様と言えます。
・観世水×桜・・・オススメの季節は「春」
・観世水×紅葉・・・オススメの季節は「秋」
・観世水×菊・・・オススメの季節は「秋」
・観世水×四季草花・・・オススメの季節は「通年」
また、上記はあくまでオススメの季節になりますので、通年楽しんでも問題はありません。
いかがでしょうか?水をモチーフにした涼し気な雰囲気が魅力の「観世水」文様は、組み合わせている柄によって様々なシーンにマッチする応用の効く存在です。ぜひ通年で色々なシーンで楽しんでみて下さいね。
まとめ
いかがでしょうか?水をモチーフにした涼しげな雰囲気が魅力の「観世水」文様は、組み合わせている柄によって様々なシーンにマッチする応用の効く存在です。ぜひ通年で色々なシーンで楽しんでみて下さいね。
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