金属糸(きんぞくし)とは?わかりやすく説明

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金属糸

金属糸(きんぞくし)とは?

金属糸とは、銅や鉄、ステンレスなどの金属繊維を使って糸にしたものです。金属糸はほかにも、「メタリック・ヤーン」や「メタリック・スレッド」ともいいます。糸に、金、銀、銅などの薄い箔を入れたものや、プラスチック・フィルムの細い糸状のもの、アルミニウムなどの金属シートを裂いて糸状にしたものなどさまざまなものがあります。

金属糸(きんぞくし)と金属繊維の違いとは?

金属糸と金属繊維の違いをご紹介します。
まず金属糸は、純粋な金属繊維ステープルファイバーもしくは金属繊維ステープルファイバーと混合された別材料でできています。
一方で、金属繊維は金属糸の原料です。

金属繊維糸の特徴とは?

金属糸

金属繊維糸の特徴は以下の通り。
・高い弾性
・柔軟性
・接着性
・耐摩耗性
・高温耐性
・耐食性
・優れた通気性
・電気伝導性
・透磁率
・熱伝導性
・自己潤滑性と焼結性

金属繊維は、髪の毛よりも細く、綿よりも柔らかく、絹よりも優れ、細さや軟化の特性を持っています。
金属繊維で作られた織物は美しく、独特な様式、滑らかで柔らかく、明るい色を持っています。また、光沢のある貴金属独特の光沢を醸し出し、太陽や光の下では非常に良い非光沢効果を有しています。
そのため高級衣料品のデザインにおいては、金属繊維の適用が仕上げとされます。

金属糸(きんぞくし)を使った着物アイテムはいつ使う?
金属糸が使われている帯や小物は、色留袖や訪問着、付下げなどのフォーマルな着物に合わせてお使いいただけます。

まとめ

金属糸についてご紹介してきましたがいかがでしょうか。
金属糸が使われているものは、光沢感があり、高級感あるため大切なセレモニーのときなどに取り入れてみてはいかがでしょうか。

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