着物の腰紐とは?わかりやすく説明

着物の豆知識#着物,#和装,#和装小物

白い腰紐

着物の腰紐とは?

腰紐とは、着物の着付けに腰を締めるのに使う和装小物で腰帯ともいいます。
腰紐とは、着物を着る時に着くずれしないように、またお端折りをつくるために結ぶ、幅のせまい紐のことです。
腰紐という名前ですが、腰だけではなくて、アンダーバストのあたりに締めて衿を押さえる胸紐としても使い、また 後で外す「一時的な固定」の仮紐として使うこともあります。
着物は、左右の身頃を前で合わせて、腰紐で結んで着付けます。
腰紐は、着物にも浴衣にも用いられる着付けの必需品です。

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腰紐の素材

腰紐の素材は、着物の素材との相性もありますが、締めやすく着崩れしにくいものを選ぶと良いでしょう。
・モスリン=毛・ウール
定番素材で初心者にもおすすめは、モスリンの腰紐です。しなやかで締めやすく、ゆるみも少なく、色落ちなどの心配も少ない素材といえます。お手頃な価格、お手入れがしやすいことでも人気です。
・正絹(しょうけん)
締めやすくゆるみにくく、かつ締まりすぎない、着物を傷めにくい素材です。色柄も華やかですがお値段が高く、擦れには弱いです。
・綿
締めやすくほどけにくく、手触りがいいのが魅力です。しわになりやすいのがデメリットです。
・麻
夏用の素材です。しわになりやすいのがデメリットです。
・ポリエステル
可愛いデザインが多く、価格が安く、お手入れがしやすいというのも魅力です。滑りやすくほどけやすいのが難点です。
・ゴム
伸縮性があり、機能的です。マジックテープ式や金具式など結び目がないものがあります。素材によっては経年劣化する場合もあります。

腰紐の本数

腰紐の必要本数は、浴衣の着付けなら、最低2本。着物の着付けなら、最低3本は必要です。補正や帯結びの仮紐に使うこともありますので、少なくとも合計5本はあると安心です。コーリンベルト(着物ベルト)を襦袢の紐に使う方もいらっしゃいます。

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