夏大島とは?わかりやすく説明
夏大島とは?
夏大島とは、強い撚りをかけた糸で織られた夏用着物で、おしゃれ着として観劇など軽いお出かけに重宝します。夏大島は、以下のような特徴があります。
・強い撚りからなる織り目の隙間があるため透け感と通気性がある
・鋭い光沢感が際立っている
・シャリ感が強く涼しい印象を与える
・軽やかでハリがあるためひんやりとした感触
このような特徴がある夏大島は、梅雨シーズンにもピッタリです。
夏大島の着用時期は?
夏大島の着用時期は、どれくらいの「透け感」かによって変わります。
透け感が強いものは、6月末~9月初旬。そうでもないものは、6月~9月といった認識でよいでしょう。
夏大島に合わせる帯の種類
夏大島に合わせる帯は、これも「透け感」によって異なります。
透け感の強い真夏に着用するような夏大島の場合は、羅・麻・紗献上など気軽に結べるもの、ちょっとしたお出かけに結ぶなら絽綴れや芯なしの紗なども便利でしょう。
夏大島の帯選びには、透け感や生地の質感など全体的にバランスをみて合わせることが大切です。
まとめ
夏大島は、暑い夏でも見た目も着心地も爽やかに楽しむことができる夏用着物です。ものによって、透け感が強いものとそうでもないものとあるので、合わせる帯もバランスをみながら、おしゃれを楽しんでみてくださいね。