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二部式襦袢（にぶしきじゅばん）とは？わかりやすく説明
二部式襦袢（にぶしきじゅばん）とは？
二部式襦袢とは、長襦袢が上下に分かれているものをいいます。二部式襦袢は着崩れの際に直しやすく、裾の長さを簡単に調整できる特性があることから、初心者の方でも簡単に着ることができます。
二部式襦袢（にぶしきじゅばん）のメリットとは？
〇身動きがとりやすい
〇上下に分かれているため、着丈の調節がしやすい
→身長に合わせて裾よけを巻く位置などを変えることで着丈の調整が可能。
〇着崩れしにくく、また着崩れを起こした際にも直しやすい
→裾をしっかりと引き締めて着つけすることが可能で、衿合わせもキレイに決めやすい
〇お手入れが楽ちん
→綿やポリエステル素材のものであれば、自宅でお手入れが可能
〇上下に分かれているため、半襦袢として着られる
→それにより、裾よけを省略できる
〇半襦袢として着用する場合、合せる着物の袖丈を問わない
→着物に合わせて袖を変えたり、カジュアル着であれば筒袖のまま着用が可能
※お手持ちの着物の袖丈がバラバラの方におすすめです。
〇替え袖、裾よけは、色柄だけではなく、夏用などシーズンによる違いもある
→夏着物には絽の単衣袖を合わせるなど、着物に合わせて替えられる
二部式襦袢（にぶしきじゅばん）のデメリットとは？
▲絽や紗などのような、薄手で透け感のある夏物の着物を着る際には上の襦袢の線が出てしまう
→このような場合には、見えない位置まで折り上げて着用する
フォーマルシーンにおいて、二部式襦袢（にぶしきじゅばん）は着用してもいい？
基本的に、二部式襦袢はカジュアル用として使われます。
ただ、着付けのメリットから、二部式襦袢を着用したい方もいます。そこで、どうしても二部式襦袢が良いという場合には、以下のような点に注意して選ぶことで、着用上の問題はなくなります。
・裄（ゆき）、袖丈が着物と合っている
・半衿、袖、裾よけにフォーマル向けの生地が使われている
まとめ
今回は、二部式襦袢についてご紹介しました。
二部式襦袢は、着物に合わせて替え袖を選んだり、裾よけとのコーディネートも楽しむことができます。
普段から暑がりの方や、着付け・お手入れを少しでも簡単にしたい方、おしゃれを楽しみたいという方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。
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