正装(せいそう)とは?わかりやすく説明
正装(せいそう)とは?
正装とは、あらたまった場所などに着て行く正式な服装のことです。
正装は「フォーマル」と呼ばれるドレスコードのことであり、もっとも格式が高い服装として位置付けられています。
正装(せいそう)の種類とは?

正装には、格式に合わせて以下の3つの種類があります。
〇正礼装(モストフォーマル)
〇準礼装(セミフォーマル)
〇略礼装(インフォーマル)
この中で、略礼装(インフォーマル)は直訳すると「正式ではない」という意味になるため、ドレスコードをフォーマルと指定されている場合に略礼装の服装で出かけてしまうと、場違いな印象となる恐れがあるため注意が必要です。
時間帯による正装(せいそう)の違いとは?

正装は、時間帯によっても異なります。昼と夜とでは、雰囲気が変わってきますのでチェックしておきましょう。
【昼の正装】
昼間の結婚式など格式高い行事に参加する際にはアフタヌーンドレスを着用します。衿元がつまり、長袖もしくは7~8分丈、くるぶしくらいのロング丈のドレスで肌の露出が控えめなものを選ぶのが一般的。また、肌の露出を控えるのがマナーで足元は、昼夜問わず素足は避けます。必ずベージュのストッキングを履き、ヒール3 cmぐらいのパンプスが理想的です。
手袋や帽子、靴やバッグ、アクセサリーなどの小物を使用する際は、服装に合わせたものを選び、光沢のあるものは避けましょう。
つまり、昼の正礼装では華やかさを意識しつつも極力肌の露出を避け、上品に着こなすことが大切です。
【夜の正装】
夜の正装は、18時以降の晩餐会や舞踏会、高級ホテルやクルーズ船でのパーティなど夜のイベント参加する際には、イブニングドレスを着用します。光沢感のある素材のドレスを選び、適度に肌見せし華やかに着飾ります。スカート丈はロングまたはロングワンピースが一般的。オフショルダーやワンショルダー、ベアトップなどの背中や胸元に大きなスリットがあり肌の露出が多いデザインです。
イブニングドレスを上品に着こなすために、ドレスはきらびやかな生地を選びましょう。また、豪華なアクセサリーやバッグでさらに華やかさを演出すると良いでしょう。
まとめ
正装は、シーンや時間帯によって着用する服装が異なります。会場の格式や時間帯に合わせてどの正装がふさわしいかを確認して着用するようにしましょう。

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