浴衣帯とは?半幅帯との違いもご紹介します!わかりやすく説明
浴衣帯とは?

浴衣帯は、浴衣用の帯のことです。浴衣帯は、一枚の生地からつくられているため夏場に重宝されます。また、色合いはカラフルなものが多くリバーシブルで使えることができるという点も特徴の一つと言えます。
浴衣帯と半幅帯の違いとは?

着物を着用する際に使われる、浴衣帯と半幅帯(はんはばおび)は良く似ています。
では、これらの違いはどこにあるのでしょうか。
浴衣帯と半幅帯の異なる点は以下のようなものが挙げられます。
・浴衣帯は浴衣のみに使用する
・浴衣帯は一枚生地での構成されている
・カラフル、リバーシブルが多い
・半幅帯は普段着からおしゃれ着まで使用できる
・半幅帯は通年使用でき、ウール素材のものだけは秋冬のみ使用する
浴衣帯は、浴衣にだけしか使用できないのに対して、半幅帯は浴衣以外の着物にも使用することができます。
また、浴衣帯が一枚仕立てであるのに対して、半幅帯は一枚仕立てではない製法でつくられています。
浴衣帯・半幅帯の扱い方

浴衣帯や半幅帯は、帯締めや帯揚げは必要ありません。
そのため、短時間で帯を締めることができるため、普段着としての着物に合わせるのが一般的です。胴に二巻きしてから、身体の前で結びを決めて背中に回すだけで完成します。
浴衣と浴衣帯のコーディネートの仕方
失敗しにくい色合わせの方法は、浴衣の色と浴衣帯の色を合わせることです。
浴衣帯を選ぶ際には、浴衣の柄で使われている色を選ぶようにすると全体に統一感が生まれ、おしゃれな印象になるでしょう。
まとめ
今回は、浴衣帯と半幅帯の違いをご紹介してきました。
浴衣帯と半幅帯の違いをまとめてみますと…
≪浴衣帯≫
・浴衣帯は一枚仕立て
・浴衣にのみ使用できる
・カラフル、リバーシブルが多い
≪半幅帯≫
・半幅帯のほとんどは、筒状または袋状
・通年使用できる
・普段着からおしゃれ着まで使用できる
浴衣には浴衣帯だけでなく、半幅帯のようにカジュアルな帯を使用できるため、素材やデザインを自分好みに選んで楽しんでみてはいかがでしょうか。
#浴衣帯

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