振袖の大きいサイズをお探しの方は必見!体型別 振袖の選び方をわかりやすく説明
振袖の大きいサイズを探しているけれど、中々見つからない、本当に自分に合ったサイズなのか心配というお声もあります。
そこで今回は、振袖の大きいサイズをはじめとした、体型別での成人式の振袖の選び方と、自分に合ったサイズの見つけ方を紹介します。
振袖は体型によって似合う色や柄が異なる
成人式の振袖を選ぶときに大切なのが、自分の好みやその年の流行だけでなく、身長や体型に合った色や柄を意識すること。
同じ振袖を着ても、身長や体型が異なれば見え方も変わってきます。
例えば、背の高い人と小柄な人では、目に映る着物の面積が違うため、同じ振袖を着ても印象が大きく異なるのです。
さらに着物は洋服と違って形がすべて同じため、色や柄の選び方が大きなポイントになります。
もしも、気に入った色柄や流行色が自分の体型に合わないと、ぽっちゃりさんがさらにぽっちゃりに、スリムな人は存在感の薄い人に見えてしまうことも。
そのため、自分の身長や体型に合わせて色や柄を選んで、体型を上手に活かしたり、カバーできる振袖を見つけることが重要なのです。
体型別でみる似合う振袖の選び方
それでは、実際にどう振袖を選べばいいのか、長身、小柄、ぽっちゃり、スリムという体型別に紹介していきましょう。
背の高い、高身長の方は華やかな印象の振袖を
背の高い人なら高身長を活かせる、華やかなデザインの振袖を選びましょう。
はっきりとした濃い色や、青、緑、深みのある赤などの振袖も似合います。
柄は大きくて大胆なものや、地色を埋め尽くすような総柄のものを。
振袖|赤貝桶雪輪花紐結び|F0095|LL
振袖|深緑に道長取り|F0399|3L
反対に小さい柄のものや、柄が少ないため地色の面積が多くなってしまうものは、地味な印象になってしまうので注意を。
目立ちすぎるのでは?と心配しなくても大丈夫。はっきりした色合いに大柄のデザインなら、メリハリのあるすっきりとした印象に。スタイルをよりよく見せてくれるうえ、甘過ぎない大人の華やかさを演出してくれます。
振袖|深紫に亀甲蝶おしどり松竹梅|F0216 S
振袖|白地に裾流水牡丹|F0212|LL
低身長・Sサイズ・150cm台くらいまでの小柄な方
小柄な方には可愛らしさを引き立てる、明るくてやさしい雰囲気の振袖がオススメです。
ベビーピンクや明るめの水色などのパステルカラーや、白などのふんわりしたイメージを演出してくれる色がぴったり。
柄は小花が散りばめられたような細かいものを。中でも、斜めに柄が入っているものを選べば、縦長効果があるのでスタイルがよく見えます。
どうしても大きな柄の振袖を着たい場合には、柄と柄の間に程よい余白があるデザインのものを選びましょう。
振袖|水色地に牡丹束ね熨斗に雪輪取り|F0280|S
振袖|桜の舞|F0373|M
ぽっちゃりさんは縦長効果のある振袖を
振袖|大きいワイドサイズ ヒップ120まで|深緑に桜|F0340 6L
振袖|大きいワイドサイズ ヒップ120まで|赤に貝桶|F0346 6L
ふくよかな方は濃い色の振袖を選ぶと、全体が引き締まって見えます。
黒や紺、深緑、濃い紫や深い赤など、ダークカラーがオススメです。
柄はスッキリしたシンプルなデザインのものを。縦縞や斜めに柄が入っているものを選ぶと、縦長効果でスマートに見えます。さらに、上半身に柄が少ないものを選ぶと、全体的にスッキリと見せることができます。
振袖|大きいサイズ ヒップ120まで|白に捻梅と熨斗|F0344 6L
振袖|大きいワイドサイズ ヒップ120まで|紺地に折り鶴と毬|F0337 6L
小さな花がちりばめられたようなデザインや、大きな花が並んでいるものは、より大きく見えてしまうため避けたほうがよいでしょう。くれぐれも膨張して見える色は選ばないようにしましょう。
スリムな方なら豪華な柄の振袖を
振袖|白にピンクぼかし桜鞠|F0188|S|ヒップ92cmまで
振袖|赤グラデ桜牡丹熨斗|F0174 M|ヒップ92cmまで
スリムな体型の方は、温かみのある色合いの振袖を選ぶと、ふんわりとした印象を与えることができます。
華やかな赤やパステルカラーなどの明るい色がオススメ。ゴージャスなデザインなら存在感を出すことができますから、ゴールドやシルバーが入った振袖を選ぶのもいいでしょう。
柄も総絞りや横に広がりのあるものを選ぶと、スリムな体型をカバーできます。
このタイプの方は、黒や紺などの締まって見える色を着てしまうと、地味になってしまうので気をつけましょう。
こんな派手な振袖で大丈夫?と思うくらい、豪華なものを選ぶことがポイントです。
成人式の振袖を選ぶならサイズも重要
もうひとつ、成人式の振袖を選ぶときに大切なのがサイズです。
これまで着物になじみのなかった方は、着物にもサイズがあるの?と驚かれるかもしれませんが、振袖を選ぶ時には、身丈、裄丈、身巾という3つのサイズが必要です。
呉服屋さんで振袖を仕立てる場合は、サイズを測ってくれるので問題はありませんが、既製品を購入したりレンタルする場合は、必ず自分でサイズを確認して、自分の身長や体型に合う振袖を選ぶことが、振袖を美しく着こなすのには欠かせません。
振袖選びに必要な3つのサイズの紹介
自分の体型に合う振袖を選ぶために、まずは身丈、裄丈、身巾という3つのサイズを覚えましょう。
身丈(みたけ)
身丈とは着物の長さのことで、首を包む肩山から足首にかかる裾までの長さに、おはしょり分の長さをプラスしたもので、簡単にいうと身長=身丈ともいわれています。
また身丈に対して、着付けた時の振袖の長さを着丈といいます。ショップが記載しているサイズが身丈なのか着丈なのか、混同しないように注意を。
裄丈(ゆきたけ)
裄丈とは腕の長さのことですが、着物の場合は背縫いと呼ばれる背中の中心から袖口までの長さのことをさします。手のくるぶしが隠れるくらいが目安となります。
身巾(みはば)
身巾とは腰回りの最も出たところのこと。
正確にいうと、身巾=後巾×2+前巾+衽巾(おくみはば)なのですが、難しく考えずにヒップまわりのもっともふくよかな部分のサイズと考えておくといいでしょう。
振袖選びに必要な3つのサイズの測り方と測る時のポイント
振袖の大きいサイズを選ぶ上のステップとして、実際にサイズを計測してみましょう。
さらに、それぞれの身長や体型に合わせて、各パーツの長さを調整することが大切です。
身丈は身長プラスマイナス5cmが目安
振袖の大きいサイズを選ぶ上で、ぽっちゃり体型の方は振袖が持ち上がってしまうことがあるので、身長プラス8~10cm以上を目安に、ゆとりのある身丈にしましょう。
通常の振袖のサイズ選びでは、身丈は普通の体型やスリム体型の方なら、身長にマイナス5㎝~プラス5㎝程度の長さまでなら、無理なく着ることができます。
裄丈を測る時は腕を斜め45度に上げて
裄丈は腕を横に伸ばした時と下げた時では長さが変わるため、腕を斜め45度に上げた状態で測るのがコツ。首の付け根の突起部分から肩の頂点を通り、手首のくるぶしまでを計測しましょう。
ヒップは一番ふくよかなところを計測
ヒップは一番ふくよかなところで計測しましょう。
成人式はイスに腰掛けるなど動くことが多いイベントのため、ヒップまわりはゆとりを持たせてあげると、裾が開きやすなり活動しやすくなります。
高身長向け・ふくよかさん向けの大きいサイズの振袖も豊富に
最近のレンタルショップは、さまざまな体型の方に合わせて幅広いサイズを用意しているところが増えてきました。身長だけでなくヒップの大きさや、洋服のサイズを目安として表示しているところも。
着物は洋服と違って、多少のサイズは着付けで調整できるものの、難しいのが高身長の場合。これまでは自分に合うサイズが見つからず、仕方なく小さめの振袖を着たら、振袖から手や足がニョキニョキ出てしまったという悲しい思いをしていた方も。
そこで、きものレンタリエでは身長175cmまでの高身長向けサイズも用意しています。
ふくよかな方は身丈や裄丈だけでなく、ヒップサイズが重要なため、ヒップサイズの幅を増やしているところも多く、きものレンタリエも120cmまでのワイドサイズもご用意しています。
身丈だけでなく、裄丈やヒップのサイズが合っているかも、しっかり確認してからレンタルしましょう。
まとめ
自分に似合う振袖を着たいなら、体型に合った色や柄を選ぶことが大切です。
また、美しく着こなすためには、サイズが合っていることも大きなポイント。しっかりサイズを計測して、自分の体型にピッタリの振袖をレンタルしましょう。
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