衿芯とは?わかりやすく説明
衿芯は実際に目に見える使い方をするものではないので、「衿芯とはなんぞや?」と思う方もいるのではないでしょうか。
衿芯とは、着物をきれいに着こなすために必要なアイテムで、長襦袢の襟部分に入れて使います。
衿芯の特徴は?
まずはじめに、衿芯は最初から長襦袢についていることはなく、後から入れて使うになります。
見た目は、メッシュタイプや透明なもの、所々に穴が空いているようなものまで色々な種類があります。
衿芯の使い方のポイントは?
①まずはじめに長襦袢の地衿部分に半衿を縫い止めていきます。
(半衿を付けるための両面テープを用いる方法でもOKですが、後で粘着部分が取れにくい場合もあるので、長期使用せず、使ったらすぐに外しましょう)
②縫い付けた半衿と地衿の間に衿芯を入れていきます。
この際、一般的には長襦袢の内側(体に当たる側)に入れますが、表に見える側の隙間に入れるのも間違いではありません。ただしこの場合は、半襟の薄さによって衿芯が透けてしまっていないか確認しましょう。
③衿芯を置くまで入れていき長襦袢の背中心(背中の縫い目)から左右に半分ずつになるように整えます。
衿芯の保管方法は?
衿芯を保管する際には、折れ曲がったり変形したりしないように、わざと丸めておくようにします。
衿芯が変形してしまうと、長襦袢に入れ込んだ時にその形が影響してきれいに襟を整えることができなくなるため、それを防ぐためです。
衿芯の取り扱いは慎重に行うようにしましょう。
衿芯は、着物をきれいに着こなすために必要になるアイテムです。衿元をピシッと整えて、美しい着こなしで着物を楽しんで下さいね。
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