源氏車(げんじぐるま)とは?わかりやすく説明
源氏車(げんじぐるま)とは?
源氏車(げんじぐるま)とは、車輪を文様化したものです。源氏物語の雅な世界観を連想させ、賞美的な意義によって家紋としても用いられました。
源氏車は、御所車(ごしょぐるま)とも呼び、川に半分浸かった片輪車と呼ぶものもあります。また、幅や輻(や)の数によって、八本骨源氏車や、一二本骨源氏車などがあります。
着物に用いられる源氏車
源氏車が女性用の着物に用いられる場合は、草花と組み合わせたものが多く、男性用の浴衣や帯に用いられる場合は、車輪のみを図案化して描かれることが多いです。
家紋として用いられた源氏車の歴史
源義経に使えていた佐藤兄弟も。源氏車を家紋として使用していました。
源氏車は、藤原氏郷流の佐藤一族に多く用いられた家紋です。
源氏車の着物が適した季節は?
源氏車が描かれた着物を着るのに適した季節は、特に決まっていません。通年楽しむことができる柄です。
まとめ
源氏車は、車輪を図案化した文様で、佐藤一族に家紋として多く用いられた歴史があります。源氏車が描かれた着物は通年楽しむことができますよ。
#源氏車
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