一つ紋とは?わかりやすく説明
一つ紋とは?
一つ紋とは、略礼装や準礼装に適した格で、五つ紋・三つ紋の中では最も低い格です。とはいえ、紋なしの着物と比べるとやはり格式の高さが感じられます。
一つ紋で入れる紋の位置は以下の通りです。
・背紋×1
また、紋の入れ方は染め抜きでも縫い付けでも良いですが、より高級感が出るのは染め抜きです。
一つ紋は、訪問着や色無地に入れることができます。
三つ紋とは?
三つ紋とは、略礼装や準礼装に適した格で、五つ紋と一つ紋のちょうど間に位置する格の高さです。三つ紋は少しフォーマルなシーンに適した格で、訪問着と同じような位置づけです。
三つ紋で入れる紋の位置は以下の通りです。
・背紋×1
・袖紋×2
紋の入れ方は、一つ紋同様に、染め抜きでも縫い付けでも良いですが、より高級感が出るのは染め抜きです。
三つ紋は、色留袖や訪問着に入れることができます。
五つ紋とは?
五つ紋とは、正礼装に適した格で、一つ紋や三つ紋と比べて最も格が高いです。フォーマルシーンに着物を着ていく場合には、五つ紋の着物が必須です。
五つ紋で入れる紋の位置は以下の通りです。
・背紋×1
・袖紋×2
・前紋×1
紋の入れ方は、染め抜きが一般的です。
五つ紋は。黒留袖や喪服、色留袖につけることができます。
格の低い色無地や訪問着に5つの紋をつけても格は高くならないので覚えておきましょう。
まとめ
いかがでしたか?紋の数(格の高さ)によって適したシーンや着物は異なります。マナー違反にならないように、きちんと着物のTPOを理解して着こなすようにしましょう。
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