補正とは?着物を美しく着るために必要なアイテムをわかりやすく説明

着物の豆知識#着物レンタル,#着物

肌襦袢の着付け

補正とは?

着物の補正をした女性と補正をしなかった女性の着姿

補正とは、着物を美しく着るために必要なインナーアイテムです。
補正は、着物や長襦袢の下に着用することで、体型やシルエットを整えてくれます。

補正を入れるべき箇所とは?

補正を入れるべき箇所がわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私たちの身体にはさまざまな凹凸がありますね。
そのため、補正を用いて、「お腹」や「腰」、「胸」などの凹凸を軽減する必要があります。
このような身体の箇所を補正せずに着物を着用してしまうことで、着物にシワができてしまったり、着崩れの原因となってしまいます。

補正の役割とは?

くびれに補正をした女性

補正を着用することで、美しい着物姿に近づくことができます。また、しっかりと補正することで着崩れ防止の役割も果たしてくれます。

補正の種類

補正と一口に言いましても、さまざまな種類があります。
□補正器具
・腰の補正具
・胸の補正具
・お尻の補正具

□補正下着
・スリップ式補正下着
・ベスト式補正下着
・ブラジャー式補正下着(和装ブラ)

補正具の素材の種類

補正具には、さまざまな種類がありますが、一般的には、ポリエステルや綿、麻などが使われています。また、綿と麻や、綿とポリエステルの混紡素材もあります。それぞれの素材の特徴は、以下の通りです。

■ポリエステル製
・速乾性に優れていて、汗をかいてもサラサラの着心地が保てる

■綿製
・柔らかい生地で、肌触りが良い
・通気性が良く、吸水性にも優れている

■麻製
・吸水・吸湿性に優れている
・清涼感がある
・汗をかいても肌に張り付かない

まとめ

補正が着物を美しく着るために必要なアイテムだということがお分かりいただけましたでしょうか。
ぜひ、着物の下から身体に合った補正で形を整えて、着物美人を目指してみてはいかがでしょうか。

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