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着付けとは

着物の豆知識

着付けをする女性

着付けとは

着付けとは、着物を身につけること、また着付けられた状態や手法をいいます。また着付けとは、着せる人 (着付ける人) そのものを指すこともあります。さらに、着た具合や着こなし方、あるいは着慣れていること,およびその衣服を指すこともあります。「着付けの羽織で出かける」と言い回しは、着慣れている時に使われます。

着付けができないのが現代では当たり前

現代は、自分で着物を着ることができない人が圧倒的多数です。
着付けの専門的な技能を持つ人を「着付師」といいますが、着付師による着付けは美容院で行われることが多く、「着付け技能士」という国家資格があります。
今日、着付けとは、下着から上着の着方、衿の出し方、帯の締め方まで、着物姿を美しく整えるためのすべてを意味します。
1960年代半ば頃まで、着付けは母から娘へ伝えられ、当時は、ちょっと改まった席には和装で出席するのが普通でした。
着物を着る機会も多く、自分で着物を形よく美しく着付ることができるものでした。和装が珍しくなった現代では、着付けの技術が伝承されることも少なくなったため、着物の着付けを学ぶための着付け教室やYoutube動画などで着物の着付け方を学ぶことができます。

基本的な着物の着方の手順

自装する女性

着物を着るときには、次の手順で進めていきます。

  1. 着物用の肌着を着る
  2. 体型に合わせて補正をする
  3. 長襦袢を着る(長襦袢には衿芯を入れておきましょう)
  4. 着物をつける(衿合わせやえもん(衿抜き)を行います)
  5. 帯を結ぶ
  6. 帯揚げ、帯締め、小物などで飾る
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