着物用のショールとは?巻き方についてもわかりやすく説明
着物用のショールとは?
着物用のショールとは、和装をした際の防寒具です。着物用のショールは、長方形をした肩がけが定番で、留め具などはなく、胸の前で合わせて片手で押さえて使用します。
着物用のショールの特徴
着物用のショールは、防寒用として使われます。肩や首回りを防寒する際に重宝します。
〇着物用ショールの素材
着物用のショールに使われる素材は、以下のものが多くなっています
・ベルベット
・ウール
・毛皮
ウールは、裏地がないものもありますが、たいていは滑りの良い裏地が付いています。
〇着物用ショールは羽織やコートの受けからもOK
和装用のショールは、着物の受けに羽織っても良いですし、羽織やコートの受けから用いても良いでしょう。
着物用ショールの巻き方とは?
着物用ショールを肩にかけて、前側はおはしょりが隠れるくらいの長さに調節します。留め具はありませんので、前が開いてしまわないよう、片手で押さえましょう。後ろは、帯の結び目が三分の一くらい見える長さにしましょう。
ここでポイントは、着物は首の後ろが寒いため、ショールは衣紋に被せるようにすると良いかと思います。
ちなみに、着物用ショールは、前を手で押さえる必要があるため、活動的ではありません。
ショールに代わる現代における羽織物

現代においては、着物用ショールに代わって、大判のショールまたはストールを着物姿のときに利用する方が増えてきています。
〇大判ショールの巻き方
大判ショールもストールも、衣紋に被せて羽織っても大丈夫です。
長方形のストールは、一方を長くとり、背中に回せば手で押さえておかなくてもOKです。また、ショールやストールをブローチやピンで留めるのも両手が空くためおすすめですよ。
〇着物の防寒にポンチョも
カジュアルな和装の場合、前で閉じることができるポンチョもおすすめです。ストールもポンチョも洋服と兼用できる色柄ものが便利でしょう。
まとめ
着物用のショールは、寒い冬には重宝します。自分好みのショールで、着物姿時にも暖かく過ごしたいものですね。
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