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絹麻(きぬあさ)とは?夏におすすめの素材をわかりやすく説明

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絹麻(きぬあさ)とは?

絹麻とは、「絹麻上布(きぬあさじょうふ)」のことをいいます。絹のような光沢を得るために特殊な糊加工を施した麻の原糸です。本来は、苧麻(からむし)の手紡ぎ糸で織られるので「からむし上布」とも呼ばれます。

絹麻(きぬあさ)の特徴とは?

絹麻は、麻糸でありながら絹のような光沢にするために特殊な加工をされています。
高級な麻織物で、捺染加工(なっせんかこう)によって模様がつけられています。適度にハリがあり、シボのない滑らかな手触りです。化学繊維を使用せず、細い麻糸で織られたているため、しわが出やすい反面、清涼感に溢れています。絶妙の透け感で、下に着る襦袢との色合わせも楽しめます。

絹麻(きぬあさ)の着用シーズンとは?

絹麻は、盛夏用の麻織物です。夏用の着尺や襦袢(じゅばん)などに用いられることもあります。

絹麻(きぬあさ)の着物のコーディネート

絹麻の着物の持つ素材感や色のコーディネートは、見る人に涼感を与えてくれます。
絹麻の落ち着いた色味の着物には、麻の帯を合わせることで重くなりすぎず、軽やかに
着用できます。また、青色などの陶器の帯留を合わせることで、落ち着いた大人の夏の印象も与えてくれます。お好みで、扇子や鞄を合わせてみても素敵に着こなせるでしょう。

まとめ

絹麻の着物は、盛夏に清涼感を与えてくれます。
夏のお召し物として、あなたもお手に取ってみてはいかがでしょうか。

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