前垂れ(まえたれ)とは?わかりやすく説明
前垂れ(まえたれ)とは?
前垂れとは、前掛けとも呼ばれます。前垂れは、腰から下までの布で、衣服が汚れたり傷んだりするのを防ぐ役割を持っています。
前垂れ(まえたれ)の歴史
桃山時代から江戸時代中期にかけては、赤前掛けといわれるものを、茶屋女や下女、飯炊き、湯女など仕事着として着用していました。
その後戦前までは、家庭の主婦、商家の番頭などに広く用いられました。現代でも前掛けとして使用されています。
現代で目にする前垂れ(まえたれ)

うどん店や居酒屋では、店員さんが前垂れをつけている姿を目にしたこともあることでしょう。前垂れは、水仕事や足まわりが汚れやすい作業をする際に重宝されます。また、醤油や味噌づくりの際にも使われています。
文字や柄が入っている前垂れや、ボールペンなどの小物を収納するためのポケットなどがあるのも特徴と言えます。
まとめ
前垂れは、腰から下までの現在でいうところのエプロン。着物を着用して、お料理をしたり作業をする際には、前垂れをつけてみてはいかがでしょうか。

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