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錦(にしき)とは?わかりやすく説明

着物の豆知識#着物,#和装

錦

錦(にしき)とは?

錦とは、金銀糸や数々の色糸を用いて、豪華な文様を織り出した紋織物のことです。錦の中でも、経糸(たていと)で文様を表したものを経錦(たてにしき)、緯糸(よこいと)で表した緯錦(よこにしき)と言います。

錦(にしき)の種類とは?

錦

先程も触れましたが、錦には経錦や緯錦のほかにもさまざまな種類があります。
糸錦(いとにしき)、佐賀錦、金糸で柄をつける金襴(きんらん)も錦の一種です。
このほか、朱子織(しゅすおり)の緞子(どんす)や朱珍(しゅちん)、もじり織りの夏の織物である紗織り(しゃおり)、絽織り(ろおり)、羅織り(らおり)といったものがあります。これらの織りは、地域によって糸の撚り方(よりかた)や織り方が異なります。

「錦織(にしきおり)」と「唐織(からおり)」の違いとは?

錦織りは、金糸・銀糸を織り交ぜて作られている帯のことです。一方で唐織とは、死守のような立体感のある織り方が特徴です。
どちらもフォーマル向きの格調高い帯です。また、どちらも古典柄が多く、吉祥文様などで彩られ礼装向きの柄となります。

まとめ

錦は、豪華絢爛の代名詞ともいえるもので、織物の中でも特に高級で格式が高いとされています。

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