袖畳(そでだたみ)とは?わかりやすく説明
袖畳(そでだたみ)とは?

袖畳とは、着物のたたみ方の一つです。袖畳は、本畳に対する略式のたたみ方のことです。
本仕立てをした着物にはほとんど使わないたたみ方ですが、仮縫いをしてある仮絵羽状態の着物は、ほとんどこの方法でたたまれます。
袖畳(そでだたみ)の仕方
着付け会場などで着物をきれいに畳むのは大変なことです。
そういった際には、袖畳が役に立ちます。
一時的に収納する際などにおすすめのたたみ方をご紹介します。
1.着物の袖に背中側が前になるようにして腕を通します。
2.袖口に腕を通したまま背面を中心で合わせます。
3.両方の袖口がずれないように押さえながら片方ずつ腕を袖から引き抜きます。
4.袖と袖を背面で合わせます。
5.両袖をきちんと合わせたら、身八つ口→脇縫い→衿→衿先→衿下と着物全体を外側にシワにならないように注意しながら折ります。
6.袖を2枚一緒に上に折り返します。
7.衿先を境にして、裾が袖の上に重なるようにおります。
8.さらに半分に折って完成です。
収納する際には、せっかくたたんだ部分が崩れないように一度半分に折ったまま収納し、 後から広げると、きれいに収納することができます。
袖畳以外の着物のたたみ方
〇本畳→大判の着物で活用できる万能なたたみ方
〇夜着畳→豪華な模様のある留袖や訪問用の着物、子供用の着物などにも使えるたたみ方
まとめ
袖畳というたたみ方は、一時的にたたむ際に用いる方法です。そのため、後ほど必ずたたみ直すことをおすすめします。

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