染め替えとは?わかりやすく説明
染め替えとは?
染め替えとは、着物の色地を替えたり柄とのコントラストを抑えることによって、着られなくなった着物を蘇らせる加工です。また染め替えは、派手になった着物を落ち着いた色に染め直すこともできます。
染め替えの方法とは?
染め替えには、以下のような作業があります。
- 「色掛け」:染め替えの中でも最もポピュラーなのは、薄い色から濃い色にする染め替えです。現在の地色の上に別の色を加える様な染め方をします。
- 「色抜き・色掛け」:上記の1とは逆に、濃い色から薄い色への染め替えです。まず地色を白く抜いてから染める方法です。
- 「柄伏せ・色掛け」:地色を変更するときに、柄を染めずに替えたいという場合行います。柄をマスキングしてから染める方法です。
- 上記以外に無地から「小紋染め」に替える事も染め替えと言います。
染め替え「色抜き・色掛け」の際の注意点とは?
染め替えの中でも、濃い色から薄い色への「色抜き・色掛け」は着物の状態によっておすすめできないケースもあります。
着物の濃い地色を抜くためには、ハイドロサルファイト等の薬品を使用し、下抜きを行います。その後、漂白剤を使用し本抜きをすることで白抜きと呼ばれる作業が完了します。この作業は、綸子(りんず)のように光沢のある生地では傷ができることが多くなってしまうため、おすすめできないのです。
この工程は、生地自体が薬品に耐えられるのであれば可能ですが、縫紋(ぬいもん)の跡など小さい穴が空いていると生地が破れてしまうことがあります。また、黒留袖などは完全に抜き切れないことも。保管状態にもよりますが、製造されてから30年を超えるような着物の場合には注意が必要です。また、新しい着物であっても、染め上がりの生地が薄くなったと感じられることが多いでしょう。
まとめ
染め替えは、取れないシミや全体の褪色、色が派手、などの理由で着られなくなった着物を新しく生まれ変わらせることが出来ます。大切な着物を染め替えで蘇らせてみてはいかがでしょうか。

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