足袋(たび)とは?履き方や種類についてもわかりやすく説明
足袋(たび)とは?
足袋(たび)とは、和装用の靴下の役割を持った小物です。足袋は、草履(ぞうり)を履く際、鼻緒を指で挟んで履くために、指先が分かれているのが特徴です。
足袋のくるぶし部分には、留め具である「こはぜ」が4枚から5枚付いており、足首をしっかりと包んでくれます。
足袋の履き方とは?
足袋に付いている 「こはぜ」を引っ掛け糸にかけて履くのが一般的です。この「こはぜ」は、下からかけていくと履きやすいと言われています。
また着物を着る際、足袋は肌着やステテコを履いた後に履くようにしましょう。長襦袢や着物を身につけた後に足袋を履こうとすると、せっかくキレイに着付けた着物が着崩れすることがあるためです。
足袋の種類とは?
◇白足袋
お出かけ着、礼装用どちらにも着用できます。カジュアルなシーンからフォーマルなシーンまで、一年を通して使用することができます。
◇色足袋
カジュアル用のため、フォーマルなシーンには不向きですが、汚れが目立ちにくいというメリットがあります。色足袋は、濃淡様々な種類があるのが特徴です。
◇柄足袋・刺繍足袋
和装の際の、もっともカジュアルな印象になる足袋です。シンプルな着物に合わせた際のワンポイントおしゃれとして楽しむことができます。
足の裏は白のものを選ぶと、より足袋らしさが出るのでおすすめですよ。
◇ストレッチ足袋
足首に「こはぜ」の付いていないストレッチ素材で作られている足袋で、簡単に脱着することができます。カジュアルなシーン用です。
まとめ
足袋にも様々な種類があることが分かりましたね。
新品の足袋を履く前には、水に浸して糊をよく落とし、アイロンをかけてから履くと気持ちよい履き心地になります。
また足袋は汚れやすいため、替えのものをいくつか持っておくようにすると安心ですよ。
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